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蓄積型体験学習詳細
体験分野 その他の実習 |
活動の名称 野外体験実習 |
実施施設・機関等 畝刈小学校(野外体験) |
実施日 2024年9月9日~2024年9月11日 |
実施時間 実施回数:1回 実施時間:15時間 |
活動内容の概要
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・どのように動くべきか児童に考えさせる(児童と適切な距離を取って接する)
・日程と児童の成長の関連性について考える(野外体験実習の日程について考える)
・児童の発言や反応をよく観察する(児童の発言に注目する) |
活動の総括
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1.“児童と適切な距離を取って接することができる”について
私は、児童が自発的に考えて動くことで、はじめて野外体験で培った力が児童に身に付くと考えています。だから、この目標を立てて実習に臨みました。
事前に畝刈小学校の教員と打ち合わせする際にもこの話題は出て、教員から児童が自分で考えることなく私たち教育実習生に物を尋ねることがあったら、「宿泊体験学習のしおりを見るように」伝えて欲しいと言われました。
実際に児童と関わると、沢山のことを尋ねてきました。特にカレー作りでは、自分たちの力で作るカレーなのに、火の加減や水の量、煮る時間など、私の判断に委ねようとしていました。
だから、随時「しおりを見て、自分たちで判断するように」と、答えました。その結果、水っぽいカレーが完成したけれど、その原因と改善点を児童が考えていたから成長につながったと思いました。
このように、何事も自分の力でやってみることが、児童の成長にとって大切なのだと感じました。
2.“野外体験実習の日程について考える”
野外体験実習を通して感じたのは、限られた時間に沢山の活動が詰められているということです。非常に暑い野外で児童の身体に負荷がかかることなく、活動するためには、そのような日程になるのだと思いました。
児童にこのような力を身に付けて欲しいと願いを込めた活動が、計画通りに進むかというとそうではなく、思わぬところで児童がけがをしたり、喧嘩をしたりすることがわかりました。
教員はそれらに瞬時に対応し、その後の活動に影響がでないようにすることが大切なのだと感じました。同時に、児童に気付きを与えるために、それを促すような言葉がけが児童の成長に効果的であることを学びました。
3.“児童の発言に注目する”
様々な個性を持つ児童が集団になって同じ目標に向かうとき、不満をもらす児童もいれば、それを注意する児童や、なだめる児童が存在することを学びました。
班のリーダーに任命された児童は責任感が強く、班全体を見渡して問題が起きたら解決し、班員を引っ張っていました。そのリーダーの周りには、リーダーを助ける児童がいることに気が付きました。
リーダーの指示が班全体にきちんと伝わるように声をかけたり、リーダーの仕事が少なくなるように役を引き受けたりしていました。リーダーに注目しがちですが、このような児童の存在にも目を向ける必要があると思いました。 |
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