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蓄積型体験学習詳細
体験分野 その他の実習 |
活動の名称 野外体験学習 |
実施施設・機関等 飽浦小学校(野外体験) |
実施日 2024年9月25日~2024年9月27日 |
実施時間 実施回数:1回 実施時間:15時間 |
活動内容の概要
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・児童の活動支援(班行動の引率・食事の用意など)
・レクリエーション活動の運営
・児童の活動中の撮影 |
活動の総括
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1「児童の危険を予測し防止する」について
カレー作りや火おこし体験などは物の扱いに関して、危険を感じる面があった。特に野菜の皮むきはピーラーでしか行ったことがない児童もおり、難しさを感じている印象だった。刃物が向かう方に手を置いてしまったり、危険を感じるときは声掛けや正しい方法、より安全で簡単な方法を提案した。
次に先生方と離れ班で活動を行う場面でも様々なリスクがあった。ナイトウォークでは児童の後ろについて見守っていたのだが、子どもたちが本来のルートから外れてしまい、私はそれに気づくことができなかった。事前の道の把握の必要性を感じた。また、なるべく子どもたちの力で達成を目指す活動において、どこまで教師が手を貸し、助言を行うのかも難しいと感じた。子どもたち自身で注意し合う場面も見られたので、教師は危険が迫っているとき以外は子どもたちに任せて見守るという時間も重要であると感じた。
事前に先生方からアレルギー児童への注意についてお話をいただいていたが、多くの情報を集め、すべてのリスクを想定しておくことの大切さも学ぶことができた。
2「実際の先生方の動きや発言から学ぶ」について
野外学習の2泊3日の間、毎日夜には先生方で集まり振り返りの時間が設けられていた。その日の出来事の共有や次の日の確認、注意点を共有する重要な時間であった。子どもたちができていなかったところを共有し、次の日の朝にその日の目標として子どもたちに伝えることで、子どもたちが朝から意識をもって活動を行うことができていた。実践と反省を繰り返すことで子どもたちはもちろん、教師も成長できていけると感じた。また、反省会ではできていないことばかりではなく、できたことをしっかり褒めてあげることが重要であることも改めて実感した。
さらに、活動は基本は見守るという姿勢で、あくまでも子どもたち自身で達成を目指していけるような環境が整えられていた。同時に、時に先生方は子どもたちと一緒に活動に参加し、子どもたちと同じように楽しんでいる場面も見られた。これもかなり重要なことであり信頼関係を築く上で重要なことであると感じた。
3「飽浦小学校の児童たちと信頼関係を築く」について
私自身、学習支援から関わりがあったため、子どもたちの方から声をかけてくれることも多かった。男の子たちは恥ずかしいのかなかなか声をかけてくれず、実習中私は積極的に声をかけるようにした。その成果もあってか、最終日には子どもたちの方から話しかけてくれたり、カメラに笑顔を向けてくれて、とても嬉しかった。
また、信頼関係を築く手段の1つとしてレクリエーションを大学生で運営した。全児童が楽しめるように内容を工夫したり、準備を行った。当日も子どもたちが楽しそうにしている姿を見ることができ、成功したといっても良いかなと思う。たくさん話しかけたり、先生が子どもたちと一緒に頑張ったり、そのような1つ1つの積み重ねで信頼関係は築かれていくのかなと感じた。来年の実習でも学びを活かしてさらなる信頼関係を築いていきたい。 |
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