蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

chau___mshさんの記録 2024年6月18日(火)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 学習支援実習 実施施設・機関等 長崎市立 仁田佐古小学校
実施日 2024年5月14日~2024年6月14日 実施時間 実施回数:7回  実施時間:40時間

活動内容の概要
・授業中サポート(机間巡視、実験準備)
・運動会サポート(競技サポート、会場設営、当日補助)
・環境整備(プール清掃、パソコン設定、名札作成)
活動の総括
1.信頼関係を築く について
 附属小学校での主免実習とは異なり7日間の40時間のみであったこともあり最初は子どもたちと仲良くなれるのかな、先生方とうまくコミュニケーションが取れるのかなと心配していましたが、実際は人見知りを全くしないがつがつ絡んでくれる子どもたちと、すれ違うたびに声をかけてくださる優しい先生方に恵まれてとても濃い時間を過ごせたと思います。私自身もなるべく早く多くの顔と名前を一致させることを意識して名前で呼ぶようにしていたので心を開いてくれやすかったのかなと思いました。信頼関係を築くにはやはり積極的に自分から行動する必要があるし、相手のことを知ろうとする姿勢を示すことが大事だなと思いました。

2.個性を知る について
 仁田佐古小学校は長崎市内でも中心地にあたる中華街が校区で、さらに合併した過去もあることから広範囲の家から通っている子どもたちだったため本当に多様な子どもたちがいたと思います。その中でも私がとても素敵だなと感じたことは、集団行動が苦手で自分中心に行動する児童がいても周りが全く動じず、その子の個性としてみていた様子です。私が子どもだった時は例えば運動会練習で一人だけやりたくないと言って練習をしない子がいたら、「なんで練習しないんだろ、わがままだな」と否定する目線で見ていたと思います。しかし仁田佐古小学校の児童たちはいい意味で「そういう子だもんね」と割り切っていたように感じ、受け入れる気持ちが自然となのかみんなに備わっていたのが感じられとても感動しました。また現代的な子どもも多く、髪の毛を染めていたりお洋服がとてもおしゃれだったりと私たちにとっての当たり前が崩されて、新たな個性や感性を学べとても貴重な学びを得ました。また先生方も当たり前ですが個性を否定するような方はおらず、複数の先生方で支え合ってフォローしていたことが印象的でした。そして注意するときなどは「行くよ!」と強引に対応するのでなく、スモールステップを設定し、一緒に頑張ろうという姿勢を見せることが大事だと学びました。

3.子どもの”好き”を知る について
 現代の子どもたちはやはりSNS時代という事もあって会話の重きがSNSに関するものでした。1年生の子どもたちもYouTubeやTikTokを当たり前に見ていて、「先生わかる?」と何度か聞かれたので子どもたちの流行りを知るのも若手教員の務めなのかなと思いました。また授業観察を通して、子どもたちは色を使うことが好きなんだなと感じました。色鉛筆やクーピー、色ペンなど授業中ノートをとっていて色を使う場面になるとみんなどこか嬉しそうに筆箱から取り出していて、めあてやまとめ、観察記録で色を使わせる理由が分かったように感じました。

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