蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

maikoさんの記録 2011年2月2日(水)
体験分野 ボランティア実習 活動の名称 病院ボランティア 実施施設・機関等 長崎大学病院 病院ボランティア
実施日 2010年12月7日~2011年2月2日 実施時間 実施回数:10回  実施時間:20時間

活動内容の概要
ボランティア室に置いてある図書から本を選び,ワゴンに乗せ,担当の階を循環し,図書の貸し出しを行なう。その際,患者さんからの要望があれば,身辺の補助を行なう。
活動の総括
たった20時間という短い期間での取り組みであったものの,今回の実習は私にとってとても有意義で,普段の生活では学ぶことのできないものをたくさん学ぶことのできた実習であった。特に,患者さんとの関わりの中で得たものは大きく,これまでガンを患っている人や他の大きな病気を患っている人と触れ合ったことのない私にとって,貴重な経験であったように感じる。
実習を始めた当初,私が不安に感じていたことは,私自身,幸いにも今まで手術をしなくてはならないほどの大きな病気を患ったことのないために,本当の意味で患者さんの気持ちを理解してあげることができていないところにあった。相手を励ますつもりで声を掛けたとしても,分かったようなことを言ってしまい,今病気と向き合い,闘っている患者さんの気持ちを傷つけてしまうようなことはないか,それが不安であった。しかし,実際活動に取り組んでみると,そのようなことで私が気に病むことはなかった。病棟の中には,ガンの治療を続けている患者さん,明日が手術であるという患者さん,一度退院したけれど,また再発してしまったのだという患者さんなど,さまざまな立場の患者さんがいた。しかし,そんな患者さんの中に下向きに治療を受けている患者さんはいなかったように思う。どの患者さんも自分の病と向き合い,前向きに治療に取り組むことで病と闘っていた。もちろん,患者さんの中には,術後すぐで高熱が出ている患者さんや薬の投与で気分のすぐれない患者さんもいた。しかし,そんな患者さんも私が声かけをしたことに対し,苦痛の表情を浮かべたり,嫌がったりするのではなく,感謝の気持ちを伝えてくれた。「何かお手伝いすることはないですか?」と尋ねると,「あんたの顔を見るだけで元気が出るよ」と返してくれる患者さんもいた。私は,そんな風に患者さんから感謝の気持ちを伝えられるたびに,そして患者さんの笑顔を見るたびに,温かい気持ちと力を受けていたように感じる。
さらに,私がこの実習を通して感じたことは,患者さんにとって何よりも「家族」が支えになっているということだ。病室に家族の写真を飾っている患者さんは多く,何より,患者さんはどんな話をする時よりも一番,家族の話をする時が嬉しそうな表情を見せる。また,同じように,同じ病室にいる患者さんも,患者さんが病気と闘っていく上で必要であるように感じた。人は人とつながりを持つことで,自分と向きあう勇気を得て,それに立ち向かう力を獲得できるのではないだろうか。
私は,この実習を通し「人と人のつながりの大切さ」について学ぶことができた。この実習で経験したことを,これから私が進む道に生かしていきたいと思う。

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