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蓄積型体験学習詳細
k3515さんの記録 |
2024年12月17日(火) |
体験分野 その他の実習 |
活動の名称 野外体験実習 |
実施施設・機関等 戸石小学校(野外体験) |
実施日 2024年12月11日~2024年12月13日 |
実施時間 実施回数:3回 実施時間:15時間 |
活動内容の概要
活動の総括
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1.児童が自律して行動するための教師の行動について
実習中、時間管理ができなかったり、部屋の点検で何度も引っかかってしまったりして、児童が落ち込むような状況が見受けられた。しかし、それは児童が自律するために必要な力であって、これをおざなりにしてはもったいない、児童が成長する絶好の機会であると考える。その中で、教師が児童のやる気を起こさせるために、どんな声掛けをすればいいのかが疑問であった。
ひとつ印象に残ったのは「できている人が、できていない人に教えてあげればいいんじゃない」という言葉である。自分だけできていてもいけない、協同するというのは、みんなができないといけない、という大切な考え方を児童は学ぶことができたのではないかと考える。
2.児童が安全に活動を行うための教師のサポートについて
小学5年生ということで、自然の怖さや刃物・火の取り扱いについて、あまり危険性を感じることがない人が多いのではないかと考えられる。
その中で、トレッキングでは険しい山に入ることで、山は滑りやすい、岩石が大きい、歩きにくいなど、自然は素晴らしいものだが、怖いところもあるというのを知ることができた。
また野外炊飯では、のこぎりや包丁は丁寧に、周囲に気を配って使うものであることを理解できたことで、児童が日常生活でも安全に活動することができるようになったのではないかと考える。
3.児童がしっかり学びを得ているかどうかについて
一日目の恐竜博物館では、長崎が恐竜大国であることを知り、地元長崎について新たな知識を得られたのではないと考える。また、二日目のペンギン水族館では、ペンギンの種類や、飼育されている魚はすべて漁師の方から買っていることなど、魚の生態や水族館の裏事情といった、色々な視点からお話を伺い、みなメモを一生懸命とっている姿をみて、児童の興味関心が強い内容であったこと、ここから学びにつながるのだろう、と実感した。
他にも一緒に活動する中で、協力することの大切さ、コミュニケーションの重要性なども、学ぶことができたのではないか、と考える。
三日間を通して、いかに一緒に行動することが難しいことなのか、を身に染みて感じたことだと考えられる。ただ、協同することはこれから大人になるにつれて必要なことである。今回「あの人と一緒にしたくない」など、ネガティブな発言があったが、協同することは不可避である。
まだ小学5年生であるが、この時期から徐々に協同することの大切さを理解していくことが、これからの大きな成長につながると考える。
5年生のますますの成長を応援しています。
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