蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

3q685さんの記録 2024年10月12日(土)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 学習支援実習 実施施設・機関等 長崎市立 手熊小学校
実施日 2024年5月19日~2024年10月7日 実施時間 実施回数:6回  実施時間:40時間

活動内容の概要
・運動会の準備、サポート
・授業の観察
・授業のサポート
・清掃、昼休み、朝の会、帰りの会の見学
活動の総括
1.教師の児童のやる気を引き出すための工夫を見る
 今回の実習では、1番達成できたと思います。
 担任の先生の1つ1つ授業への熱を実習に行くたびに感じました。
 特に印象的であったのは、児童が問題が解けず立ち止まっているところで教師も一緒に立ち止まって考えること、置いていかないことです。これは児童数が少ないからこそできることであるとは思いますが、それでも、教師が1人1人の児童の学びをよく見て各授業での目標を持っているからこそできるのだと考えるようなになりました。教師の授業を児童と一緒に行う姿、こだわりを持って行う姿が、児童が学ぶ過程で「○○がわからない」と言葉にできること、どの児童もが考えようとする姿に繋がっていくのだと学ぶことができました。


2.児童との授業外でのコミュニケーションから児童の実態を知る。
 今回の実習は、1回1回の実習日の間が空いていることもあったため、継続的に実態をみることはできませんでしたが、数カ月の中での子どもの成長については感じることができました。特に学級としてのまとまりは、5月よりも10月のほうが強くなっていることを実際の児童との関わりの中で感じました。昼休みに毎回運動をして子ども達と遊びましたが、お互いの性格や苦手なことを理解してみんなで遊べるように考える姿もありました。また、授業の中でも時間を気にしたり、他の児童にも声をかけたりすることが増えていたと感じました。
 授業の中だけでは分からない、児童の成長に触れることができました。今後、この学びを生かして子どもと関わっていく中で授業以外の子ども同士の会話や繋がりに目を向けていくことを大切にしていきたいです。


3.学校や学級経営における学校外の人との関わりをみる
 この目標については、今回の実習の中では、達成できたと思います。
 特に実習の中で観察した保護者懇談会が印象に残っています。担任の先生が学級の様子をただ説明するだけでなく、保護者からの質問や疑問を聞きながら、保護者と教師、保護者同士で子ども達について考えていました。学校での様子だけでなく、家庭での様子を知ることもできました。また、実習前までは、保護者との連携について、”学校のため”という意識がありました。しかし、この実習を通して学校が教師と保護者のこういった悩みの共有の場になるのだと考えるようになりました。



手熊小学校は、授業、授業時間以外の活動、運動会、どの場面でも、児童の考えを尊重し、教師も児童ものびのび学校生活を送ることのできる学校であり、児童、教師の信頼関係が強いと6日間を通して思いました。
特に私が配属された、3、4年生のクラスは、どの児童も素直で、学ぶときも遊ぶときも元気に楽しく過ごしている姿が印象的でした。また、担任の先生は、児童の実態を把握して、児童、保護者と一緒にこだわりを持って授業や学級経営に取り組んでいる姿が印象的でした。実習生である私にもたくさんを声をかけて頂き、質問にも丁寧に答えてくださいました。手熊小学校の先生方、保護者の方、児童達のおかげで実りある実習になりました。
6日間、暖かく迎え入れてくださって、本当にありがとうございました。

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