蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

あっきいさんの記録 2008年10月24日(金)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 教育内容の観察 実施施設・機関等 
実施日 2008年5月7日~2008年10月24日 実施時間 実施回数:12回  実施時間:60時間

活動内容の概要
諏訪幼稚園における教育内容の観察、また子どもたちの実状と成長の観察、子どもとの関わりを通しての子どもの理解など
活動の総括
 まず、教育内容の観察についてだが、諏訪幼稚園の教育方針は,私が小さい頃に受けてきた教育とは違うものだった。まず,担任の先生は園児を叱らない。園児の身に危険が及ぶときや,園児の行動がよっぽど度を過ぎているときしか叱らないのだ。叱らず,園児を誉め,温かく見守っている。では,普段園児を叱る人はいないのかとうと,そうではない。園長先生がその役なのである。園長先生が基本的に園児を叱り,担任の先生は温かく見守る。これが諏訪幼稚園の教育方針なのである。
 次に子どもたちの実状と成長の観察についてだが,諏訪幼稚園の子どもたちは一言でいうと,「逞しい」加えてとても健康的なのである。その理由として,ひとつに諏訪幼稚園の位置が挙げられると思われる。諏訪幼稚園は諏訪神社の横にあり,その場所ゆえにスクールバスは無い。登園してくる園児はみな自分の足で歩いてくることになる。諏訪幼稚園へと続くあの長い階段も,園児自らの足で登ってくるのだ。入園当初は自分で登りきれなかった子どもも,必ず自分の力で登ってこれるように成長する。それを毎日続けているのだ。逞しく健康的な身体へと成長していく。そうやって逞しく育った身体で,園児は金毘羅山にも登ることができるようになる。金比羅山はけっして低い山ではない。山のふもとへも,結構な距離がある。しかし園児は誰一人として弱音を吐くことなく金比羅山を登りきる。大人でもきつく感じる山道である。そこで改めて諏訪幼稚園の子どもたちの逞しさと,諏訪幼稚園で育っていく園児の成長を感じることができた。
 子どもとは,身体を動かすところで多く関わった。園には男の先生はおらず,子どもが自分たちで遊ぶときも,結構室内で遊ぶ子どもが多かった。思い切り身体をぶつけ合いながら遊ぶこと余り知らない子どものために相撲を取り合った。相撲をするなかで少し転んで痛い思いをすることも経験させながら,逞しく育つことをねらいとした。その中で感じたことは,身体を使うことが得意でなく,いつもはどっちボールなどでも逃げ回ってばかりで,相撲なども苦手なのかなと思う子が,実はとても負けず嫌いで,何度も向かってきたりと,相撲を取ることで今まで見ることのできなかった一面を見ることができた。また,相撲を取って今までのよりも心を開いてくれた子どももおり,実際に身体の触れ合いを通して生まれる子どもの理解もあるのだなと感じた。
 全体の活動を通して感じたことは,諏訪幼稚園の先生方の素晴らしさである。先生方は最初に書いた諏訪幼稚園の教育方針を忠実に行っていた。私は1日の園児の生活を見ながら,先生が叱らずに指導することの難しさをよく知ることができた。子どもたちは然ればすぐ言うことを聞くが,叱らずに指導するためには,子どもたちの先生に対する信頼が必要不可欠である。つまり諏訪幼稚園の先生方は子ども達から信頼されているということになる。その先生方と子どもたちの信頼関係を見て,私も自分の学級を持ちたいなという気にさせられ,教師への夢を実現させようと改めて決意するようになった。

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