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蓄積型体験学習詳細
| 体験分野 イベント実習 |
活動の名称 チャレンジサイエンス |
実施施設・機関等 チャレンジサイエンス |
| 実施日 2010年12月2日~2011年1月10日 |
実施時間 実施回数:3回 実施時間:20時間 |
活動内容の概要
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○事前打ち合わせ(4時間)
・チャレンジサイエンスのテーマ(「紙コップロボット(ゴム教材)」「ヨウ素でんぷん反応」)について知識・技能の習得を行った。
・施設の運営、当日の流れ、説明の仕方などの確認。
○チャレンジサイエンス一日目「紙コップロボット」(8時間)
・準備、説明、補助、後片付け
○チャレンジサイエンス二日目「ヨウ素でんぷん反応」(8時間)
・準備、説明、補助、後片付け |
活動の総括
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蓄積型体験学習を終えて、学校以外の施設がどのように子供やその保護者の方と関わっているかということを、実感を伴って学ぶことができた。具体的には、いったいどういった実態をもった子供が、どういった経緯でこのような企画に参加しているのかということや、異年齢の子供がいる教室でどのような説明を行えばより効果的に子供の理解を促すことができるかということ、科学館の果たす役割や職員の方の仕事、チャレンジサイエンスが実習として行われている趣旨についてである。
まず対象となる子供についてだが、幼児から小学校低学年の子供がほとんどで、保護者の方と一緒に参加しているようであった。また、チャレンジサイエンスについてテーマを知って来たというよりも、科学館にきてそこでこの企画を知って参加しているようだった。そのため、参加人数も時間帯などによって大きく差が見受けられた。このことから、学校現場でもそうだが、それ以外の子供と関わる施設においては保護者の方との関わり合いがより多く、特に重要視されるということを知ることができた。
次に、異年齢の子供がいる教室では、真ん中の年齢の子供に照準を合わせて説明を行うことで、より効果的に理解を促すことができるということを学んだ。そのなかで、幼児など説明や進行についてこれていない子供に関しては助言や補助を行ったり、小学校高学年などの内容を既習した子供に対しては少し発展的な詳しい説明をしたりというように、臨機応変な対応を心がけることが大切になる。また、保護者の方にも楽しんでまた来たいと思っていただけるように丁寧な対応、挨拶が必要になるということも学ぶことができた。
私は教育実習で小・中学校にいって児童生徒に授業を行った経験があったのだが、このチャレンジサイエンスでは、子供と一緒に保護者の方への対応を考えなくてはいけないという点で異なり、難しさと緊張を感じた。
また、科学館は地域教育において重要な役割を果たしていることを学んだ。現在、理科離れが懸念されている。子供たちが楽しみをもって参加できるイベントの主催や施設の提供は、理科への興味・関心を深めることにつながるだろう。そして学校の教育現場とはまた違った方向(知識・理解よりも興味・経験・関心に重点を置く)で教育することができる。子供たち自身も「家に帰ってしてみるね。」や「学校でもするんだ。」など有意義な時間を持てたようであったし、家庭や学校での教育へと結びつけて活動できたようであった。科学館職員の方はこういったことを意識されて、イベントのテーマ設定や、それに関する創意工夫ある準備・指導、施設の整備などを行っていた。科学館にきた子供たちの興味・関心を引き、理科を好きになってもらおうと働きかける様子はこの実習中いつも伝わっていた。
以上のことを踏まえるとチャレンジサイエンスが実習として行われているのは、教師としての資質を磨くことだけではなく、地域教育の役割、教育現場と社会におかれる現場との違いを知るためであると考えた。それを学校教育に携わる者が知り、連携した教育を行っていくことが大切になるだろう。
この新しい経験から、地域の施設、保護者の方と連携して子供を育てることの大切さを改めて実感することもできた。その点においても非常に貴重な経験になったと思う。この蓄積型体験学習で学んだことを忘れず、学校現場においても活かしていきたい。 |
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