蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

mz9ijさんの記録 2024年6月14日(金)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 学習支援実習 実施施設・機関等 長与町立 洗切小学校
実施日 2024年5月13日~2024年6月10日 実施時間 実施回数:8回  実施時間:40時間

活動内容の概要
・授業中のサポート(丸付け、個別指導)
・休み時間や昼休みにおける児童とのふれあい(給食指導、遊び、提出課題の支援)
活動の総括
1.個別最適な学びの実現
 個別最適な学びの実現が見られたのは、主に総合的な学習の時間と算数などの課題解決の時間である。総合的な学習の時間では、自分たちの興味のある事を調べさせており、グループ活動でも同じ内容同士集まり、調べたことの教え合いをしていた。子どもの興味のあるものを尊重することによって、子どもの学ぶ意欲が向上すると分かった。また、算数の課題解決の時間では、一人で考えるか、グループで考えるか子ども達に決めさせ、学習形態を工夫していた。そうすることで、一人でする子は自分のペースで進めることができ、グループでする子は自分の考えを持つことができるようになると考える。また、教師は机間指導で支援が必要な児童に真っ先に向かい、一緒に問題を解いたり前時の振り返りをしたりして個人個人にあった学びを工夫していた。
2.ICTを活用した授業
 ICTは、国語、算数、社会、理科、図工、道徳、生活など私が観察したほぼ全ての授業で活用されていた。国語、算数、社会では、教科書を写して児童の発言で大事な部分やポイントとなる部分に印を付けて可視化して分かりやすくしていた。図工ではタブレットを使い、学校のお気に入りの場所を撮影し、模写をしていた。そうすることで、雨の日でも室内で作業をすることができると学んだ。理科では、実験映像を見せており、普段できないような実験を見ることができるため、子ども達の心にも深く残ると思った。その他にも、紙媒体をタブレットで撮影し、電子黒板で見やすくすることで全ての子どもが平等に学習することができるようにしたり、お手本として活用したりしていた。児童の持つタブレットの注意点としては、授業以外は触らない、授業に関係ない事は調べないなどがあり。子ども達の安全やプライバシーを守るためにも、注意点をしっかり指導することが大事だと学んだ。
3.学級経営
 学級経営で大事だと学んだことは、気づいた時に子ども達に伝えることと場面に応じた適切な声掛け、反応を大切にすることである。良いことも良くない事も気づいた時に言わないと子ども達は間違った行動を繰り返してしまう可能性がある。その場その場で教師の気づきを伝えることは大切だと学んだ。また、褒めることによって他の子ども達が真似るように指導する方法も効果的な方法だと学んだ。教師が何をするか、どこに集まるか、何分でするか、誰がするかなど的確な声掛けをすることで学習がスムーズに進み、子ども達も主体的に動こうという気持ちになると分かった。しかし、時に自分たちで行動させるようあえて指示をださないことも大切であり、時と場合で工夫する必要があると学んだ。反応では、発言者に反応を示すことで、相手の意見を認めようという気持ちを伝えることにもなるし、教師に対して自分の理解度を示す役割にもなるため反応は大事だと学んだ。
 この8日間で、たくさんの学びを得ることができ、同時に自分の考えも持つことができた。学んだことを生かしながら、自分の目指す教師像やクラス像に近づくための手立てや工夫を大学生活残りの時間と教員になっても考えていき、学び続ける気持ちを忘れずにいようと思う。

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