蓄積型体験学習詳細
体験分野 学習支援実習 |
活動の名称 学習支援実習 |
実施施設・機関等 長崎市立 城山小学校 |
実施日 2024年6月11日~2024年7月2日 |
実施時間 実施回数:5回 実施時間:20時間 |
活動内容の概要
活動の総括
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1.算数科教育について
本自習期間内では「分数の掛け算・割り算」、「割合」について学習が進められていた。特に、「分数の掛け算・割り算」の分野については「約分」、「仮分数と帯分数」という複数の要素について考える必要があった。机間指導をしてアドバイスをしていく中でも、個人で部分的にわかっていない、まだ基礎が必要な子と様々見られた。その中で担当教師がとっていた作業の中で特に印象深かったのが、同じテストを別日に再度行うというものだった。これは、一度した問題の間違いをやり直して再度挑むことで、同じところで間違えないようにするという意識づけや理解の定着、次こそは満点を取る!などの子どもたちの学習意欲の向上にもつながっており、とてもいいなと感じた。教師として子どもたちの学習の理解と学習意欲の両方をあげる指導方法についてどのようなものができるか考えたいと感じた。
2.ICT教材の利用について
実習を通してICT教材の取り扱いについて、一つの着眼点としてしてきたが授業観察を行いながら、ICT教材についていい点だけでなく、課題も見られた。それは、ICT機器の運用能力が個人の活動の進捗に影響することだ。特にそれを感じたのは、文書作成の時で、書体や文字の大きさの変更、ローマ字打ちに個人差があり、できることできない子の差が明らかであったように見られた。もちろん、機器を使う練習もそこに含まれているのだと思うのだが、考えがまとまっているのに反映させる手段に苦手意識があったりすると、少しもったいないのかなとも感じた。そのギャップを減らすためにできる教師の支援について考える必要があると感じた。 |
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