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蓄積型体験学習詳細
| 体験分野 ボランティア実習 |
活動の名称 病院ボランティア |
実施施設・機関等 長崎大学病院 病院ボランティア |
| 実施日 2010年8月2日~2010年9月28日 |
実施時間 実施回数:8回 実施時間:21時間 |
活動内容の概要
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外来の患者への挨拶運動
院内案内
車椅子研修
洗濯の代行
各病棟に図書巡回貸し出し
幼児の遊び相手やお世話(遊びの広場) |
活動の総括
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私は長崎大学病院で看護師その他の医療関係者とともに、患者さんが少しでも心の安らぎを得ることができるボランティアをさせていただいた。全国的にも病院内で医療関係者以外の活動を許可しているところは珍しく、今回本当に貴重な経験をさせてもらった。
実習当初は院内での挨拶運動をはじめとして、図書巡回貸し出しの研修・車椅子の研修・遊び広場(小児科)の研修など、患者さんが安心して私たち実習生に任せられるように手解きを受けた。車椅子の研修では特に学ぶことが多かった。2人1組で研修を行って車椅子に乗車する側と車椅子を押す側それぞれを体験した。乗ったときには、通常と異なる視界や自分の思い通りに動かないことに不安を感じた。その後、押すときは、その患者側の不安を取り除くような声掛けと注意点を学んだ。
そして、実習期間では図書の巡回貸し出しの活動が多く、ここで「人との関わり」を実感した。この図書の巡回貸し出しは入院中の空いた時間が多い患者に対してのサービスだと思っていた。しかし、担当者からこの活動は、図書をきっかけに患者さんとのコミュニケーションをとることが本来の目的と教えられた。つまり、ただ図書を借りたい人に貸していくのではなく、それを話題にして患者さんと話をすることが大事なのだ。患者さんにとって入院期間中は知らない人たちと暮らすことと同じで、極端に話すという行為が減る。また、手術や病状などへの不安を持たない人はおらず、その中で話し相手もいないと、ストレスが生じるらしい。私はこのことを聞いて、病院側がいかに患者さんに対して考えているのか知った。また、病院は患者さんを病気を治す人ではなく、人として関わっていこうという精神が伝わった。これらのことを教えてもらいながら、活動していった。
はじめは、幅広い世代に対してどのようにコミュニケーションを図ったらいいのか分からず、緊張した。そして、実習を通して多くの「人との関わり」を学んだ。確かに世代によって、また性別によって本の話題は異なっていた。しかし、そこに固執しすぎると会話は成り立たない。本嫌いの人は見向きもしない。あくまで、図書は会話のきっかけだったのだ。始めに自己を名乗り、図書巡回に来たと用件を言わずに天気などの話をしていく。また、テレビや本を読んでいる人には、どんなものなのか尋ねてみるのも会話につながった。これは、始め患者さんの娯楽を邪魔してはいけないと、避けていた行動だったが、意外にも話に盛り上がり最後には本やテレビそっちのけで私との話を楽しんでくださっていた。来室しても、見向きもしない患者さんもいたが、実習後半に来ると私自身も余裕が出てきて、目を合わせて挨拶をするようになった。すると、はじめは無愛想にしてた人ほど話出して、長く話を続けてくれた。ここで、自分から逃げずに相手に向かってアプローチすることの大切さを学んだ。また、こうした「人との関わり」の中で、幅広い世代との付き合いでの不安が、楽しみに変わった。なぜなら多方面からの話題、情報を得ることができたからだ。旅行好きな人もいたり、育児中の人もいたりして、色んなことを教えてもらえた。
今回、病院ボランティアということで、特有な活動ばかりかと思っていた。しかし、医療的な知識、活動(車椅子研修)もありながら、人との関わりについて深く考えさせられた。本当に今回、長崎大学病院関係者のみなさん、患者さんにお世話になりました。ありがとうございました。 |
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