蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

63n4tさんの記録 2024年11月9日(土)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 サポート・研究実習 実施施設・機関等 長崎市立 上長崎小学校
実施日 2024年9月6日~2024年10月16日 実施時間 実施回数:8回  実施時間:48時間

活動内容の概要
・授業サポート
・小体会 指導
・教員補助
活動の総括
今回の実習では先生方のご配慮を賜り、全学年で実習を行うことができました。
ありがとうございました。各学年やはり違いが大きく、同じ学年でもクラス間での違いもありました。それらは各先生方の方針であったり、クラスの子どもの実態に合わせた形になっていました。実習前に掲げた4つの項目からそれぞれ学んだことをまとめます。
 
1、授業技術を学ぶ
授業をするうえで子どもたちはどうしても得意苦手があります。その中で子どもたちの中で進度が違ったり、授業理解に差があったりなどしてくるのは必然のことです。そのような違いや差をなくすための工夫としてある先生は、班で授業内容を確認し合ったり、板書の進度を先生に報告したりしていました。先生は班単位の確認から進度の違いや理解の差をなくそうと試みられていました。授業はただこなすだけでは意味がありません。子どもたち全員が内容を理解し、学ぶことを楽しんで初めて授業の意味があるのかと思います。上記の工夫は私もぜひ参考にさせていただきたいなと思いました。

2、教師の業務を把握する
教師の業務は多岐にわたり、それは時と場合によって違ってきます。授業はもちろん、その準備、子どもたちへの指導、宿題や連絡帳の確認、行事の準備、保護者とのコミュニケーション、地域との関り等々あります。このような多くの業務を目の当たりにし、大変さも痛感しつつ、楽しみだなとも思いました。このような業務には共通して、子どもたちのためという大きな軸があると思います。その軸をぶらすことなく日々の業務にあたることは他には代えがたい教師でしか味わえないことだと思いました。

3、学級経営について学ぶ
一番に注視して観察したのが学級経営でした。経営していく中で教師が子どもたちに一年間で何を一番学んでほしいのかが分かります。学級経営は学級内の掲示物、先生の普段の言動、子どもと先生との約束事、朝の会や帰りの会で出てきやすいと思います。また、学年間でも学級経営に違いがありました。学年相応の学級経営をすることが子どもたちにとって大切だと感じました。子どもたちが何ができるか、できないことは何かをしっかりと把握し、1年後このようなことができるようになってほしいなということを明確にし普段の経営を行うことが大切だと学びました。

4、子ども同士の関わり方を理解する
子ども同士の関わり方は学年間で大きく違いがありました。低学年時は男女で仲良く、比較的同性同士グループも小さく少なかったと思います。中学年になると異性との距離が低学年に比べ、近くはなく、仲が悪いわけではありませんでした。ただ、男子がみんなで遊んだりし、集団で活動している時間が増えたような気がしました。高学年になると女子はグループを形成し、男子との距離が空いてしまいます。ただ、一部仲の良い子同士が関わるようなことが多かったなという印象です。このように発達段階で子ども同士の関わり方が大きく違うことが今回の実習で確認することができました。そのかかわり方はトラブルの原因に違いをもたらすこともあります。今回、実際に確認できたことはとても有意義だったなと思いました。

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