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蓄積型体験学習詳細
5q3o6さんの記録 |
2024年11月21日(木) |
体験分野 学習支援実習 |
活動の名称 学習支援実習 |
実施施設・機関等 長崎市立 西町小学校 |
実施日 2024年5月17日~2024年11月1日 |
実施時間 実施回数:4回 実施時間:20時間 |
活動内容の概要
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・運動会の準備
・授業中のサポート(丸つけ、個別指導)
・児童とのふれあい(休み時間の会話、活動、昼休みのふれあい、給食指導、掃除)
・授業の観察(児童の様子を観察、先生の指導を観察) |
活動の総括
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1.子どもの実態を把握し、子ども理解に努める
学習支援実習を終えて、子どもの多様性を目の当たりにし、画一した指導ではなく一人一人に合った指導方法を考え続けることの重要性を実感しました。今回実習に入ったのは1年生と4年生の2学年で、3つ分年の離れた児童と関わりましたが、意欲的に学習に取り組む児童の姿がどちらの学年でもよく見受けられました。一方、クラスの中には、授業が始まってからも教科書やノートが机に準備できていない児童や、ノートをとるのに時間がかかる児童、先生の出した課題の内容をすぐに理解できない児童など、一斉授業に困難をもつ児童も多くいました。実習を通して、同じ教室内で多様な児童と関わっていく中で、児童と1対1で関わる時間が重要であると考えました。先生は授業中、児童が自分で取り組めるような基盤を築いた後、課題を出して取り組ませていました。そして児童が自分で課題に取り組み始めたら、クラス全体を回って、苦戦している児童に支援を行っていました。このように一斉授業においても、一対一の対話をする時間を作り、一人一人に寄り添った指導ができるよう工夫していくことが大切だと学びました。
2.子どもの学習意欲を高めるための工夫を知る
授業を観察していく中で、図工も国語でも社会でも、児童が「自分自身で決める学習」や「自分なりの表現をする学習」では、意欲的に取り組んでいる印象を受けました。例えば、国語の授業では、同音異義やややこしい送り仮名の問題を自分で作る学習がありました。社会の授業では、自分で興味のある史跡を決めてスライドを作り、自分なりに分かりやすく表現をしていました。多様な児童がいるからこそ、一人一人が自分で決めて実践することで、個人に合った学習が実現できるため、学習意欲を高めることが可能になると考えます。一方で、自分で決めるための基盤が十分でなかったり、意欲や希望はあるのに方法が分からず、実践できない児童も多くいると思います。そうした児童に支援を行うことも欠かせないと思います。
以上、学習支援実習を通して学んだことを、教育実習やその後教員になってからも忘れず、実践に活かしていきたいです。 |
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