蓄積型体験学習詳細
体験分野 学習支援実習 |
活動の名称 学習支援 |
実施施設・機関等 長崎市教育研究所「ひかり」 |
実施日 2024年5月18日~2024年9月27日 |
実施時間 実施回数:8回 実施時間:29.5時間 |
活動内容の概要
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•野外活動の引率
•クリエイトタイムやふれあいタイムの中で子どもたちとの交流
・個別課題、自主学習時間の支援
・掃除の手伝い |
活動の総括
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①教師としての子供との関わり方と適切な支援の仕方を学ぶ
本実習を通じて、子どもたちとの多様なコミュニケーションを実践し、関わり方に関する多くの気づきを得ることができた。ひかり教室は通常の学校に比べて少人数が通っており、活動も豊富であるため、さまざまな場面や方法でのコミュニケーションが可能となった。初めは緊張感があったが、自ら楽しむ姿勢を示すことで、子どもたちも活動に対して積極的に取り組む様子が印象的だった。しかしながら、いくつかの課題も感じた。特に、「どのような言葉がけが適切であるか」や「学校に関する質問に対して、どのようなことが許容され、どのような話が嫌な思いをするのか」といった距離感について常に考え、悩む場面があった。その中で、回を重ねるごとに子どもの様子を観察し、適切な声かけを行うことで信頼関係を築くことができた。また、ひかり教室の教師や子どもたちの会話を注意深く聞くことで、少しずつ適切な関わり方を学ぶことができた。
②多様な学びの場について知る
今回の実習を通して、不登校の子どもへの印象ががらりと変わった。ひかり教室の子どもたちは、元気で明るい子どもが多く、教室全体の雰囲気もやわらかく明るく、みんなの居場所になっていた。このことから、「不登校のこども」として先入観を持って接するのではなく、「ひとりの子ども」と接していくことが大切であることを学んだ。
また、ひかり教室では、月に一度の野外活動やクリエイトタイムが実施されており、子どもたちは体を動かしながら多様な友人とコミュニケーションを図る機会が多くある。このような活動を通じて、子どもたちは日常生活の中でさまざまな経験を積み重ね、小さな成長や大きな力を身につけていることがわかった。これにより、彼らの社会性や自己表現力が育まれ、より豊かな学びの場が形成されていることを実感した。 |
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