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蓄積型体験学習詳細
体験分野 学習支援実習 |
活動の名称 学習支援実習 |
実施施設・機関等 長崎市立 滑石小学校 |
実施日 2024年5月24日~2024年7月16日 |
実施時間 実施回数:10回 実施時間:42.5時間 |
活動内容の概要
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・授業中のサポート
(丸付け、個別指導など)
・運動会のサポート
(準備、片付け、見守り)
・社会科見学のサポート
(見守り、引率) |
活動の総括
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1.“適切な支援を行う”について
実習では多くの貴重な経験ができました。ただ授業のサポートを行うだけではなく、運動会や社会科見学、土曜授業等40時間という限られた時間の中で濃い経験をすることができました。その中で、多くの子どもたちと触れ合い、場面や児童によってどのように接するべきであるのか、どのような指導をすべきなのか学ぶことができました。先生方を見て、普段の楽しく過ごす場面と、課外活動で注意事項を述べるときなど、教員としてメリハリをつけることがとても大切だと思いました。また、子どもたちに話しかけるときにはほめるような言葉かけが子どもたちにとってプラスになることを学びました。特に低学年の子どもたちは良いことをしたときに「すごいね!」「どうやってそうやったの!?」のように大きなリアクションで声掛けをすることで、子どもたちとコミュニケーションをとることができ、子どもの活動が活発になったような気がしたので、とても効果的であると思いました。
2.“子どもたちと良好なコミュニケーションをとる” について
滑石小学校の先生方は校長先生をはじめ、すべての先生が子どもたちと良好なコミュニケーションをとっていて仲が良かったことが印象に残っています。その理由として、先生が子どもたちに信頼されているからであると考えました。子どもの信頼を得るコミュニケーションの取り方は、子どもに寄り添った対応をすることであると思います。先生方の観察をしていて、授業中に子どもの話を聞くときに子どもの目線で話を聞くことや、子どもを受け入れ、肯定することなどが大事であるのかなと思いました。毎日のちょっとしたコミュニケーションが大きな信頼関係につながるのかなと思います。私自身も休み時間に子どもたちと積極的に関わり、色々な話をするうえで少し信頼関係が築けたのではないかと思います。実習の日にちを重ねるたびに子どもたちと話す時間も多くなり、子どもたちのほうから話しかけてもらえるようになりました。最終日にはお別れを惜しんでもらえてうれしかったです。
3.“特別支援学級・通級での学びについて理解する” について
今回の実習では1年生と3年生を担当し、学習支援を行ってきたので、実際に特別支援学級や通級学級に入り観察する時間はありませんでした。しかし、担当したクラスのなかで、なかなか授業に集中することができなかったり、先生の話を聞くことができなかったりする子どもを見かけました。先生方の行動や声かけを観察して、そのような子どもへの対応の仕方を勉強させていただきました。その子が話を聞いていなかったり、ボーとしたりしている時には、すぐに注意や声かけを行って、常にその子のことを気にかけていることが印象に残りました。しかし、全体で行っている授業中に、集中できていない、授業に参加していない子がいた場合には、その子だけに構っているわけにはいかないので、全体での授業を進めていました。私が教員になって実際にそのような現場で働く際にはどのような対応をすべきかがまだわからないので、これから考えていきたいと思いました。
滑石小学校での実習はとても充実したものでした。この実習での経験を今後に生かしたいと思います。滑石小学校の先生方、子どもたちには大変お世話になりました。ありがとうございました。 |
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