蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

林田朋夏さんの記録 2024年10月24日(木)
体験分野 その他の実習 活動の名称 野外体験学習 実施施設・機関等 土井首小学校(野外体験)
実施日 2024年9月18日~2024年9月20日 実施時間 実施回数:1回  実施時間:15時間

活動内容の概要
・部屋の見守り
・麦茶づくり
・配膳の手伝い
・ナイトウォークやスコアオリエンテーリングの引率
・先生のサポート
活動の総括
 二泊三日の野外宿泊体験学習をとおして、私は次の三つのことを学びました。
 一つ目は、真面目にするところと楽しむところのメリハリをつけさせることの大変さです。夜の部屋の見守りの時に、一日の振り返りを書かせないといけないが、児童は遊びたがっているという場面が毎晩ありました。どのように言ったら振り返りを書こうと思う気持ちにさせることができるのかを考え、いろんなパターンの指導をしましたが、5割ほどしか聞いてもらえず大変でした。その理由には表情も関係しているということが分かりました。私は少し笑顔を見せながら指導していたのですが、先生方はそのような厳しい指導をするときは真面目な顔をして指導していました。その表情をすることによって、「今はちゃんと真面目にしないといけない時間なんだ。」という気持ちにさせることができるのではないかと感じました。したがって、言葉だけではなく表情も管理しないといけないということが分かりました。
 二つ目は、どこまで手を貸してどこから自力で頑張らせるかの境界線の見極めです。三日目の野外炊飯の時に、私が担当を持った班は少し遅れを取っていたので、円滑に進むことができるようにと思い、食器洗いや片づけの手伝いを行っていました。しかし、先生から「林田先生、それは子どもたちにさせてください!」とお言葉をいただき、確かに子供たち自身でやり遂げる方が達成感を感じることができると思うし、すべての体験を子供たちにさせることがこの野外体験の一番の目的なのかと思いました。したがって、遠くから子供たちを見守り、的確で明確なアドバイスをすることが大切と実感し、実践しようと感じました。
 三つ目は、常に子供に見られているという意識で行動することです。「まあこのぐらいいいか」という気持ちで行動してしまうとたまたまその行動を見ていた児童に次何か指導するときに「さっき先生も○○してたじゃん」のように、指示が通りにくくなったり、児童との信頼関係に支障をきたしたりしてしまうと思います。よって、先生といる立場にいる以上、常にアンテナを張って「まあこのぐらいでいいか」では終わらせずに、児童に見られてもおかしくない行動をしていきたいと感じました。そのように行動するためには、先生になってからでは遅いので、大学生のうちから気がけて行こうと思います。
 このニ泊三日でたくさん学ぶことや大きな達成感がたくさんあり、「教師になりたい」という気持ちがとても強くなりました。

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