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蓄積型体験学習詳細
体験分野 その他の実習 |
活動の名称 野外体験実習 |
実施施設・機関等 西町小学校(野外体験) |
実施日 2024年10月23日~2024年10月25日 |
実施時間 実施回数:1回 実施時間:15時間 |
活動内容の概要
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1,児童の安全性の見守り方
野外炊さん・農業体験の際の声掛け
移動時の事故防止指導
2,初対面の子どもたちとの距離の詰め方(取り方)
活動時の子どもたち自身でさせるべきことと支援すべきことの区別
声のかけ方
3,特別支援学級の児童等に対する接し方
活動の時の支援・声のかけ方・見守り
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活動の総括
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1,児童の安全性の見守り方
野外炊さんの際、木ホルダー作りの際など、様々な危険な場面があった。バス移動の際には、シートベルトを必ず着用するように指導し、車内での事故を防止することに努めた。基本的に、「危ないから座ろう」といった声掛けをしたが、教師が一度指示をすると子どもたち自身でも注意をしたり声をかけたりする場面が見られた。子どもたちは教師の姿や声をよく聞いて見ており、教師の行動がきっかけで、他の子どもたちに指示するといったことができるという行動に移すという流れができるということが分かった。野外炊さんでは、小5から家庭科の授業は始まるが、調理実習の経験は少なく、野菜の切り方等の不慣れさが見られた。包丁をテーブルの中央に置くことは比較的できていたが、他の子どもが包丁を使っている上から道具を取るなどの危険な行動が見られたため、包丁を使っている人が近くにいる際は、「待つ」「確認する」「声をかける」といったことを実行するよう指導した。できるだけ子どもたち自身で活動をするように促し、一度指示されたことは何度も言うのではなく、「さっき何て言ってた?」というように子どもたちに問い、子どもたち自身で考えさせるようにした。農業体験では、急な坂道等があったため、走らないよう指示をしたり、指示をしっかり聞いたり、再度子どもたちに確かめたりするなどした。
2,初対面の子どもたちとの距離の詰め方(距離の取り方)
子どもたちから積極的に声をかけてくれたが、「先生これして」「これ嫌だ」といった場面も見られたため、子どもたち自身で行うべきものなど時と場合に応じて関わり方を変えた。例えば、一緒に学ぶ場面(恐竜博物館など)ではともにクイズに参加したりし、子どもたちが行うべき作業に関しては、声をかけるだけにしたり、見守りをしたりして、自分自身でさせるなどした。いつもいつも何でもしてあげるのではなく、子どもたちの成長を見守る場面は見守るなど区別をしながら適度に距離を詰めることの重要性を学んだ。
3,特別支援学級の児童等に対する接し方
4人の特別支援学級の児童がいた。特別支援学校の免許取得を目指している者として、接し方を学ぶことを目標にしていたため、積極的に声をかけた。安達先生から事前にどのような児童か性格や特徴を聞いていたため、様子を見ながら、「不安はないか」「どうだった?」「楽しかった?」といったコミュニケーションを積極的にとった。また、活動において不安がる子どもたちに対する声掛けも行った。ナイトウォークにおいてこのような場面がよく見られた。どのような場面においても「褒める」「共感する」「安心させる」ことを意識し、子どもたちに寄り添う姿勢を大切にした。 |
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