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蓄積型体験学習詳細
| 体験分野 離島実習 |
活動の名称 離島実習 |
実施施設・機関等 五島市立玉之浦小学校 |
| 実施日 2010年11月8日~2010年11月12日 |
実施時間 実施回数:5回 実施時間:42.5時間 |
活動内容の概要
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●8日
出会いの会
学習支援
部活動参加
●9日
学習支援
図書整理
●10日
校外学習
福江ケーブルテレビ見学
史跡探索
観光歴史資料館見学
ペタンク参加
●11日
学習支援
3,4年生集会
●12日
学習支援
玉之浦トンネル見学
お別れ会
部活動参加 |
活動の総括
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私は目標に据えて実習に望みました。目標は以下の二点です。
1.子どもを理解し、適切な支援ができるようにする。
2.離島における「学校」の役割を理解する。
各目標に対しての考察や反省点を含めて、総括を述べていきます。
1.子どもを理解し、適切な支援ができるようにする。
実習に行った玉之浦小学校は児童数が全学年あわせて28名の完全複式学校でした。私は5,6学年の配当となり、10人の児童を中心に実習を行いました。
実習を行うにあたって、配慮したこととしては、授業中における学習支援の方法です。玉之浦小学校では重点努力目標として「自ら学び表現する子」というものがあり、基礎学力の向上とともに、表現力の伸長を目標においています。玉之浦の児童はとても素直な子どもであり、勉学に真剣に取り組む子どもばかりです。しかし、自分が考えたことや伝えたいことを表現することが苦手な子どもが多いように感じました。
適切な支援を行うようにしていたのですが、失敗してしまうことが多々ありました。それは、子どもの考えがまとまっていない時点で詳しく助言を言ってしまい、私の助言がそのまま子どもの考えになってしまったことです。担任の先生に「質問に答えすぎると、子どもがその考えしか持てなくなってしまう。」ということを教えていただき、子どもに何か助言を行うにしても、その子どもに適した指導を行わなければならないのだと強く反省しました。手早く答えを教えるのではなく、子ども一人ひとりの表現力を向上させるために、子どもが考えを深めることができるように質問を行ってみたり、足りない箇所を指摘したりなど、教師の考えを直接言わない指導方法を学ばなければならないと感じました。
また、複式学級ということで、5、6年と学年が違う子どもが同じ授業を受けていることも多いので、学年の発達段階に応じた支援、指導、評価が必要であると考えました。
2.離島における「学校」の役割を理解する。
実習の中で、玉之浦小学校の児童は、地域全体で育てられているのだと感じることができました。登校の際には、正門前の交差点で毎朝警察官の方が子どもの登校を見守っていらっしゃっいました。部活動では、毎回保護者の方や小学校を卒業した中学生の子どもが部活動に参加されている姿を見ることができました。校外学習では、福江ケーブルテレビの方が子ども達にお話をしてくださったり、福江の町では道行く方々が子ども達に話かけたり、挨拶をしあったりしていました。また、玉之浦トンネル見学では、そこで工事されている業者の方が車で学校からトンネルまで子ども達を連れて行ってくださり、トンネルの話をしてくださったり、記念にトンネルに落書きをさせてくださったりしていました。実習期間ではなかったのですが、他にも地域を交えた行事が多く、文化祭や運動会、学習発表会なども地域の方々が参加してくださったらしく、教頭先生は「行事は(児童数が少ないので)地域の方々がいないと成り立たない」と仰られていました。
玉之浦近辺には塾がなく、子ども達の教育は学校に委ねられています。そういったことから、地域における学校への期待は高く、つねに関心が向けられているように感じました。そして、地域の方々の教育への参加率は高く、「地域全体で子どもを育てる」というように、子ども達は学校の先生だけではなく、保護者の方々や、地域の方々と多くの方を師に日々学んでいっているようにおもえました。
離島における、学校の役割としては、勉学だけではなく、子ども達を多面的に育てるために地域を巻き込んで教育を行うことではないかと考えました。複式学級で限られた子どもしかいないので、外部に弱い子どもの社交性を育成するためにも、保護者、地域の方々、企業の方々を巻き込んで、社交性を身につけさせることも学校の役割のひとつであると実習を通して考えることができました。
5日間という実習ではありましたが、離島に赴き、子ども達と日々を過ごして、多くのことを学ぶことができました。また、自分に足りないものを知ることもでき、多くの課題が残る実習でもありました。ここで学んだこと、そして課題を忘れず、今後に生かしていきたいと思います。 |
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