蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

6Bk8mさんの記録 2024年11月21日(木)
体験分野 その他の実習 活動の名称 野外体験実習 実施施設・機関等 高尾小学校(野外体験)
実施日 2024年11月18日~2024年11月20日 実施時間 実施回数:3回  実施時間:15時間

活動内容の概要
・お茶づくり
・活動補助
・生活指導
・食事準備
活動の総括
今回の実習において、私は「観察と支援」というテーマのもと、3つの目標を立てて臨んだ。

1.「児童の目線に合わせた支援をする」について
 児童の目線に合わせた支援をするため、まずは児童の様子を観察し、実態を把握するようにした。特に、この学年では、誰かが前に立った際に、それを察して静かにできる児童と、気づかずにしゃべり続ける児童とがいることに気がついた。集団では、できている子を褒めて、他の児童の模範とするように声掛けを行った。
 個人としては、皆素直で児童から私のもとに話しかけにきてくれることが多かった。ここまでの短期間でこんなにも児童との良い関係性を築くことができたことに驚いている。この関係があったからこそ、指導しなくてはならないときはきちんと指導をすることができたと感じている。適切な指導・支援において、改めて児童との関係の重要性を実感することができた。

2.「危険予測とその予防」について
 宿泊学習において、私は最も危険を伴う活動として、野外炊事とオリエンテーリングに目をつけていた。野外炊事では、高尾小学校の先生方や日吉の職員の方々、実習生らと連携することで火や包丁の扱い方やものの整理整頓について児童に声をかけるなど、協働して児童の安全を確保することができた。
 しかし、オリエンテーリングでは、私は迷いやすい分岐点から少し離れていた69番ポストに立っており、私が気が付かないうちに2つの班が迷子になる事態が発生した。幸い、怪我無く班員全員と合流することができたが、児童の目線に立って、どのような行動をするのか、どこで危険が生じやすいかを考えて、立ち位置を変えるなどの改善が必要だったと反省している。

3.「教師の動きを観察する」について
今回の実習を通して、以前よりも私は意図をもって指導をすることができるようになったと感じている。高尾小学校の先生方の指導を実際に目の前にして、先生の表情や言葉選びを含めた伝え方を観察し、先生方のアドバイスとともに実際の指導に活かすことができた。また、実習生の指導からも学べることがあり、実習生同士でもなぜあのような声掛けを行ったのかなどを話し合い、互いに高め合っていくことができた。この経験を活かして、教育実習やこれからの教師を目指すうえでの糧にしたい。

今回の実習では、教師の視点から非常に多くの学びや経験、そして感動を得ることができました。教師の一人として、先生方や実習生、職員らと協働して児童の成長の様子を目にするできたことに、教員のやりがいや楽しさを感じました。まだまだうまくいかなかったことや課題がありましたが、このような大変有意義な経験をさせていただいた高尾小学校の先生方、そして児童、日吉の職員の方々、実習中にお世話になった方々に、いまいちど、感謝申し上げます。
ありがとうございました!

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