蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

u3B0xさんの記録 2024年11月16日(土)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 学習支援 実施施設・機関等 長崎市立 高城台小学校
実施日 2024年5月26日~2024年11月15日 実施時間 実施回数:8回  実施時間:40時間

活動内容の概要
・授業中のサポート(個別指導等)
・学習時間以外のふれあい(ボードゲーム、おままごと等)
・帰りの時間のお見送り
活動の総括
1.”適切な支援の方法を学ぶ”について
 子どもの実態に沿って考えることが最も大事だとわかった。実際に関わっていて、学年による違いというよりは個人による発達の違いの方が大きいと感じる。同じ4年生でも、漢字スキルにお手本が必要な子とそうでない子がいたりと、学年でくくってもかなりの違いがあった。教師は子ども一人一人の特性と必要な支援の方法を理解して、同じ学年でもかなり支援の内容を変更して支援のおこなっている必要があるとわかった。
 
2.”教師と生徒の信頼関係の構築方法を知る”について
 信頼関係を構築するのに最も必要なのは、日頃からの交流だとわかった。授業中だけではなく、休み時間に沢山話したり、ごほうびPCの時間帯に何を調べているのかを聞いたりすることによって、子どもにとって日常的に話せる相手として認識されるのが大事なのだろう。特別支援教育の児童は2つの教室を移動することが多いため、子どもが特別支援教室にいるときに話す機会を沢山設けることで、子どもにとって話せる存在、頼れる存在になれると考える。

3.”国語科の指導法について理解を深める”について
 1年生の国語と、3年生の国語の授業を見せていただいた。1年生の国語では、いきものに関する説明文を行っていた。教師と児童が同じテーブルに座り、向かい合わせになって、指差しを行いながら文章を読んでいた。3年生の国語では、漢字の書き順を学習していた。黒板に書きながら学習するのではなく、教師が児童と向かい合わせになって、紙に書き順通りに漢字を書いていた。どちらにも共通しているのは、児童と教師が同じ目線で、黒板をつかわずに授業を行っているという点だった。板書を写す際に場所がわからなくなるとお聞きしたため、子どもと教師が同じ目線に立って、子どもが大きく目線を動かすことなく学習できる環境づくりが手立てとして必要だとわかった。


4.”知的学級の児童と情緒学級の児童の違いを理解する”について
 この点に関しては、それほど情緒学級の子どもたちとかかわる機会が多くなかったため、詳しくはわかっていない。ただ、情緒学級の児童と話したときに少し言葉遣いが荒いと感じた。知的発達の遅れに関してはあまり感じなかった。情緒学級に所属する子どもに感じては、少々コミュニケーションを取ることが苦手なのかもしれないと思う。
 知的学級に所属している児童は、人懐っこい子が多く、積極的に発言もしていたが、教師の発言の意味を正しく理解できていないのではないかと感じた。実際に指示の内容に関しての質問をしても正確に返答できないことがあった。
知的学級に所属する児童は、実際に学ぶ意欲があっても十分に学習内容を理解できないため、特別な支援を必要していることを実感した。

 実習期間中は、大変お世話になりました!先生方とたくさんお話しさせていただいたり、子どもたちとも沢山話すことができて非常に楽しい実習期間でした。本当にありがとうございました!

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