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蓄積型体験学習詳細
M3yU07さんの記録 |
2024年9月25日(水) |
体験分野 学習支援実習 |
活動の名称 学習指導 |
実施施設・機関等 長崎市立 城山小学校 |
実施日 2024年9月3日~2024年9月19日 |
実施時間 実施回数:6回 実施時間:40時間 |
活動内容の概要
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・高学年の適切な指導法を学ぶ(授業中を通した関わり・担任、各教科指導教員からのアドバイスなど)
・子どもたちへの個別の指導法を学ぶ(授業中を通した関わり・宿題のチェック)
・子どもたちとの信頼関係を築く(休み時間・昼休みを通した関わり) |
活動の総括
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1.”高学年の適切な指導法を学ぶ”について
2年次の学習支援実習では低学年、3年次の主免実習では中学年を担当し、高学年の児童との関わりがなかったため、今回4年次の学習支援実習において6年生の児童とふれあうことで、高学年特有の「大人びた」部分と「子どもらしい」部分を併せ持つ児童たちとの関わり方を学ぶことができた。勉強においても、内容が難しくなってくる段階の児童たちのため、教師側も何通りかのパターンを用意して指導にのぞまなければ、一度「分からない」となるとそこからずるずると悪循環してしまうことを実感することができた。また、「考える」力はたくさん持っているが、自分の考えを「伝える」力がまだまだ未熟なため、グループ活動になっても、「自分が分かればそれでいい」と考える児童が多く、分からない友達が置いていかれる場面が多々あった。そのため、高学年になる前から少しずつでも「伝える」力をつけておかなければならないと実感した。
2.”子どもたちへの個別の指導法を学ぶ”について
高学年の児童たちは、「考える」力はとてもあるため、問題のアプローチが分からなくても少しのヒントでひらめき、考え始めることができる児童が多かった。しかし、それをノートに書いたり友達に「伝える」ことがとても苦手なため、「分かった!」といっていてもノートが真っ白だったり、説明を聞いていると言葉足らずになってしまう部分が多かった。また、クロームブックが児童たちの手元に常にあるため、教師が考える問題を出したら、それをそのまま検索欄に打ち込んで答えを得ようとしたり、得た答えを咀嚼せずに一言一句写す児童がいたため、検索しても答えが出てこないような発問をしたりだとか、ノートにまとめたことをもう一度自分の言葉で説明させる時間を設けるなどしないと学習ではなく作業を学んでしまっていると感じた。
3.”子どもたちとの信頼関係を築く”について
性格柄、児童たちとのコミュニケーションは得意な方だと思っていたが、それは児童たちの方にも私への興味があったから成り立っていたにすぎないことに気付くことができた。人懐っこい児童たちとはたくさん話をすることができたが、自分から話しかけることをあまりしない児童とは中々話すことができなかった。また、話しかけてきてくれる児童ともたくさん話したい気持ちがある一方で、話したことのない児童のもとへ行きたいと思う気持ちもあり、葛藤する時間も多かった。半年後、教師になった時に、同じように「新しい先生」に興味を示してくれる児童とあまり示さない児童といると思うため、たくさん話してくれる児童を対応しながら、自分から話にこない児童へのアプローチ方法をもっと考えないといけないと実感した。 |
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