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蓄積型体験学習詳細
体験分野 学習支援実習 |
活動の名称 学習支援 |
実施施設・機関等 長与町立 長与中学校 |
実施日 2024年6月6日~2024年10月29日 |
実施時間 実施回数:9回 実施時間:43時間 |
活動内容の概要
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・テスト採点の補助
・授業補助
・授業観察
・校外学習補助
・校内巡視 |
活動の総括
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1・公立学校現場の実態を把握する
今回の実習を通して、特に授業に関して公立学校での授業構成の在り方を学ぶことができました。特に印象的であったのは、興味の引き方と生徒を授業に向かわせる方法の二点についてです。
まず興味の引き方について、より生徒との対話を意識した授業構成になっており、導入に長い時間を用いることが効果的であることを学ぶことが出来ました。今までの実習や座学においては、導入は5分とあらかじめ決められていることが多かったため、実践の場において柔軟に導入の内容を変えるという手法は、とても新鮮であり、生徒を引き込むという観点からとても魅力的な手法であると感じました。
二点目に、生徒を授業に向かわせる手法についてです。今までの学習においても「待つ」ということの重要性は度々学んできました。しかし今回の実習を通して、生徒がこちらに意識を向けるまで考えさせるという手法を知ることが出来ました。待つ事によって考えざるを得ない状況を作り出すという手法について、今まで実践したことが無かったため、今後実践したいと考えました。
2・現場の先生方の立ち振る舞いから学ぶ
今回の実習全体を通して、教育において緩急が重要であることを学ぶことが出来ました。特に対話の重要性について、生徒の意見や考えを聞きながらその上で生徒に納得させるように諭している様子を観察することで学ぶことが出来ました。
また、それに併せて、基準を決めたらその基準に沿って徹底して指導を行うことの重要性を学ぶことができました。特に一年生を観察している中で初めに実習に参加した際、生徒たちに落ち着きがなく、特に話を聞く際の姿勢について課題がある点を度々先生方に指摘されていました。しかし九月ごろから、生徒たちの様子が大きく改善されている姿を見ることができ、とてもその点が印象的でした。実際に掲示物等を見ると、課題の木と言ったものがあり、声掛けを聞いていると、生徒たちに聞く姿勢について繰り返し話をしていました。日々の小さなことから継続して声掛けをすることが、生徒を成長させるうえで非常に重要な事であると学ぶことが出来ました。 |
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