蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

8zs3tさんの記録 2024年10月2日(水)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 学習支援実習 実施施設・機関等 長崎市立 山里小学校
実施日 2024年5月24日~2024年9月5日 実施時間 実施回数:6回  実施時間:40時間

活動内容の概要
・授業中のサポート(個別指導)
・給食指導
・児童とのふれあい
活動の総括
1.“授業内の時間配分について観察する”について
 授業の時間配分は、子どもたちの実態理解と経験が非常に重要であると思いました。主免実習の際に、自分が授業を組み立てる際、「この教材をこの時間内に終わらせることは難しいのではないかな」「これだけで一コマ持たないのではないかな」と不安な気持ちが残ってしまい、何度も指導案を書き替えました。特別支援学級となると異学年の児童が入り混じる中で、個別に学習課題を与えているイメージがあるので、どのような時間配分であるのか気になりました。実際に私が観察した授業では、プリントを進度に合わせてある程度の種類用意しておき、段階に合わせて使い分けていくというスタイルでした。今回は低学年のクラスを観察したので、授業残り時間が5~10分程度だとプリントが終わった子からプレイルームで輪投げなどをしていました。子どもたちの実態に合わせた事前の準備が必要不可欠であると感じました。

2.“授業時間外の子どもたちとの関わりを学ぶ”について
 授業時間外には、担任の先生は事務作業や保護者対応、給食指導などをしていました。交流学級と支援学級を行き来している児童も多いので、その児童たちには支援員の方が付いて、常に児童と一緒に移動をされていました。支援級で過ごす時間が多い子どもたちは、どうしても支援級の近くにあるプレイルームで一人遊びをしていることが多いなと感じました。給食指導では、自分で上手く食べることができない児童の隣に座席を移動し、自分も給食を食べながら同時にその児童の給食を一口分ずつ分けてあげたり、食器の使い方を指導したりしていました。通常学級と比べると、子どもたちの人数が少ない分一人一人との時間が濃くなると感じました。

3.“特別な支援を必要とする子どもに対する支援を学ぶ”について
 山里小学校では、できる限り支援級の子どもたちが通常学級の子どもと共に学ぶ時間を確保できるようにするための工夫が多くあると感じました。まずはその学級の呼び名から「交流学級」となっており、支援級にいる時間が多い子どもたちにも座席やロッカーを確保して、どの授業時間でも受け入れることのできる体制が整っていると感じました。また、支援員の方の数にも驚きました。自分が小学生だった頃よりも明らかに支援員の方が多く導入されているおかげでどの子どもにも適正な支援ができていると感じました。

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