蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

y7vo5さんの記録 2010年11月29日(月)
体験分野 離島実習 活動の名称 授業観察・支援活動 実施施設・機関等 壱岐市立志原小学校
実施日 2010年11月15日~2010年11月21日 実施時間 実施回数:6回  実施時間:48時間

活動内容の概要
○子どもたちとの登校
〇授業観察
〇学習支援
○給食指導
○掃除指導
〇児童との関わり
○公民館長講話
○学習発表会補助
〇授業の実施
活動の総括
実習計画書における実習の目標で挙げていた以下の3点について振り返りを行う。

1.複式学級における適切な支援ができるようになる。
 志原小学校の形態としては、1・2年生が単式学級、3・4年生、5・6年生が複式学級、知的障害児が在籍するいちご学級,難聴児が在籍するみどり学級の2つの特別支援学級で構成されていた。3・4年生と5・6年生の授業の観察はしたが、ほとんどが学習発表会の練習に当てられていて複式学級の授業を体験することは残念ながらできなかった。しかし、学習発表会の練習を行う中で他学年とのコミュニケーションの取り方や接し方で気づいたことはいくつか出てきた。
 上の学年の特徴としては、下の学年のお手本になろうという意識が高く、常にリーダー的な存在であることを本人たちが自覚しているようであった。しかしその反面、下の学年に対しての不満もあり、それを「我慢しなければいけない」という気持ちもあるようで、下の学年と共同で生活するのにストレスを感じている部分もあった。下の学年の特徴としては、上の学年をお兄さん・お姉さん的な存在として見ており、憧れを抱いている部分もあっていい影響を受けているのではないかと感じた。
 複式学級の子ども達の関わり方や特徴について学ぶことができたので、この特徴を活かした授業展開や子どもとの接し方ができるようにしていきたいと考えている。

2.離島の子どもたちならではの特徴を見つける。
 全校生徒の人数が少ないため全学年間の縦のつながりが非常に強く、昼休みは学年を問わず一緒に遊んだり、掃除なども縦割りで行っていた。そのため、高学年がとてもしっかりしていて低学年の面倒を見たり、掃除の仕方を教えたりという場面が多く見られた。逆に低学年は高学年を凄く頼りにしていて、憧れも抱いており、高学年からの影響が大きいと感じた。
 また、行事ごとに関して誰一人欠けることもなく、子ども達全員が自分の役目を十分理解し、果たしているといった印象を受け、学校全体が1つになって取り組んでいた。
 さらに、離島の子ども達は生まれ育ってきた環境のせいかとても穏やかで、何より「心にゆとりがある」ように感じられた。これは、本土と比べて家庭環境の違いが大きな理由の1つだと考えられる。家に帰ると親がご飯を作って待っていて、家族でたくさん話をしながら多くの愛情を受けて育ってきたのだと知った。
 子どもが親と接する時間の大切さを実感し、不安や悩みを素直に打ち明けられる環境作りが必要であると強く感じた。離島の子ども達はみんな学校がとても楽しそうで、そのように思えるのも心にゆとりを持っているからこそなのだと思う。

3.地域の人々と子ども達の関わり、それに関する学校の役割について知る。
 私は、この志原小学校で実習をして、「学校を中心として地域の人々が子ども達を温かく包んでいる」という印象が最も強く残った。
 特にこのように感じたのは、子ども達と一緒に登校する時や学習発表会の時である。保護者が自分の子だけでなく、他人の子のことについてもよく知っていて、クラブがある時は保護者が子ども達の送迎を行っていたり、試合があると一緒に連れて行ったりと保護者同士で協力し合って子ども達を支えていることがよくわかった。
 さらに驚いたことに、保護者だけでなく地域の人々までもが子ども達のことを常に見守っており、子どもの名前まで知っていて、通学時に子ども達がすれ違う車や近所の方々と話しているのを見て、これが離島ならではの良さであると実感した。
 このような環境だからこそ子ども達が安全にのびのびと生活できるのだと思い、学校を中心として教師が地域の人々と接する機会を設けることが必要なのだと強く感じた。

 今回私が授業を行うために、貴重な時間を2時間も頂き誠に感謝しています。また、授業に関しての多くのご指導を頂きとても勉強になりました。
 これから、ご指導頂いたことをもとに、「教科との関連性」「授業の目的」「授業展開の仕方」についてさらに研究し、学校の授業で行えるような授業案を作っていきたいと考えています。

 志原小学校の保護者の方々、地域の皆様、そして先生方、1週間という短い間でしたが私達を温かく迎えて下さって、ありがとうございました。壱岐の素晴らしさ、子ども達の素晴らしさをたくさん知ることができ、離島実習に行って本当に良かったと思っています。この経験は必ずこれからの教師人生で自分の大きな糧となると信じています。1週間本当にお世話になりました。
 


 

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