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蓄積型体験学習詳細
52wA6さんの記録 |
2024年10月28日(月) |
体験分野 離島実習 |
活動の名称 離島実習 |
実施施設・機関等 五島市立 岐宿中学校 |
実施日 2024年10月21日~2024年10月26日 |
実施時間 実施回数:5回 実施時間:42時間 |
活動内容の概要
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・授業中のサポート(手が止まっている生徒のへ声掛け、机間指導)
・休み時間でのふれあい(自習対応、将棋のルールを教える)
・合唱練習の見守り
・短学活での説話、スピーチ
・部活動の見学 |
活動の総括
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1、離島での学校の在り方を学ぶ
岐宿町の文化祭と中学校の音楽祭を合同で行うのは離島のような少人数学校ならではの対応だと感じた。校長先生に地域の方から「体育館を貸してほしい」という相談があったとき、即座に合同でやる方向へ話ができるのは大規模校だと時間の問題や収容人数を考慮してすぐには実行できないと思う。また、3年生が老人ホームへ行ったとき、施設に入居されている方が、目も見えにくいし耳も聞こえていないという方でも「若い人は地域の宝だからパワーになる」と交流会に参加しているのが印象的であった。五島全体で見ても去年の新生児数が100人台ということで、生徒のような若い人々ができる限り地域に出て活動することが求められていると感じた。また、全校生徒が60人程度なのにスクールバスが2台もあり、校区が広いのは、生徒たちの家の周りには同世代の子がいないかもしれない環境でも学校に来れば友達がいる、という居場所づくりに必要な役割を学校が担っているのではないかと考えた。
2、離島ならではの教育や複式学級について理解を深める
複式学級ではなかったが、一学年が一学級で2年生に関しては20人以下と少ない人数ながらも委員会は5つあり、少ない人数だが仕事量はある、という責任感や自己の有用性を感じるきっかけになっているのではないかと考えた。ただ、人数が少ない分、競争心が育ちにくく、勉強に向かう姿勢が市内の学校よりは低く、学力差も学年の中で幅があると感じた。また、陸上競技の大会には全校生徒で赴き、出場する選抜生徒と応援生徒がいるのが珍しくも良い活動だと思った。
3、教員、生徒と積極的にかかわる
生徒と積極的にかかわるために一人ずつ名前を確認して休み時間や学級支援を通してかかわりを持った。人見知りする生徒が多かったが、一度心を許せばどんどんかかわりに来ようとする。保育園や幼稚園から中学校までメンバーが変わることが少なく、慣れ親しんだ環境の中では自分の事を聞いてほしい、という様子が見られたが、高校に進学して自分たちの知り合いが少数派となった時にどのような振る舞いをするのか心配になった。だが、一度心を開けば素直で優しい子たちなので、今のうちから校外ともかかわりを持って自分をさらけ出せるようになってほしいと思った。
教員については、職員室の雰囲気が明るく、それぞれの学年の生徒に応じて先生方も学年目標などを作っており、個性豊かな生徒の良さを引き出せていると思った。 |
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