蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

ewf18さんの記録 2024年10月31日(木)
体験分野 離島実習 活動の名称 離島・へき地実習 実施施設・機関等 平戸市立 生月小学校
実施日 2024年10月15日~2024年10月18日 実施時間 実施回数:4回  実施時間:40時間

活動内容の概要
1.へき地の小学校、少人数の小学校の特徴を理解し、適切な支援ができるようになる。
 へき地特有の支援の仕方というよりは、少人数クラスの特徴が表れている瞬間を多く見た。授業中の机間指導はどの学校でも行うと思うが、一人一人を丁寧に見て回り、丸付けや助言をその間に全員に行うことができるのは少人数クラスだからできることだと感じた。大人数クラスに比べて、一人一人と関わる時間を多く持てることは、児童全員の授業理解を促すことにおいて適しているのではないかと感じた。一方で、少人数であるために授業中に集中できていない児童が目立ちやすいという短所はあると感じた。しかし、それも児童の実態に気づくチャンスが増えると捉えることができると考えた。


2.児童との関わり方の実践・学び
 主免実習では、子どもたちの前では教師である自覚を持って接することを心掛けていた。実習の初めのころは友達のように接してくれることがうれしくてつい自分も友達のように接してしまっていたが、メリハリのある行動をとるように変えていった。
 へき地実習では、自分が予想していたよりもたくさんの児童が話しかけてくれて、とてもうれしかったが、メリハリのある行動をとること・教師の立場の自覚を持って接することを心掛け、休憩中は全力で子どもたちと話したり遊んだりし、授業中や廊下・掃除中などの生徒指導では指導すべきことはしっかり伝えることができた。


3.教師の授業の作り方、授業方法
 授業の進め方について、付属小との違いは、ペアワークやグループワークが見られなかったことである。大人数では個人で考える時間をとってからすぐに全体で共有するよりも、ペアワークやグループワークをはさむことによって自分なりの意見を持てるようにしている様子が見られた。しかし、少人数ではあまりグループワークの意味がないのではないかと感じた。グループワークを全く行わないわけではないと思うが、その頻度は低いのだと思った。
 高学年では、パソコンを授業で活用する場面が見られ、離島へき地ということは関係なくICT活用が求められていることが分かった。
活動の総括
1.適切な支援について
 机間指導や生徒指導、校外学習中の指導など、指導の場面は常に存在して以下が、その都度適切な対応が何なのかを考えて子どもたちと関わることができた。例えば、学年によってどの程度干渉するべきなのかを考えていた。学年が上がれば上がるほど、子どもたち自身で問題を解決する力・子どもたち同士で協力する力をつける機会を与えるべきと考えていた。自分なりに適切に対応することができたのではないかと思う。

2.児童とのかかわり方について
 教師としての自覚を持ち、お手本を示せるような言動を意識した。主免実習では、時間をよく見て行動するよう呼び掛けていたにもかかわらず、自分が時間を守れなかったことがあった。そのため、自分の言動に責任を持ってお手本を示すことができるようになりたいと思っていた。今回の実習では、時間を守ることや、授業中の態度、廊下を走らないことなど、自分が手本を示しながら呼びかけることができたのではないかと思う。

3.授業づくり・方法について
 1コマの授業の中で、特に導入について詳しく観察しようと思って実習に臨んだ。導入では、児童の興味を引きつける工夫や、教科書を開かせないようにする工夫が見られた。自分が授業を作るときの参考にしたいと思った。

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