 |
蓄積型体験学習詳細
体験分野 離島実習 |
活動の名称 離島・へき地実習 |
実施施設・機関等 五島市立 福江中学校 |
実施日 2024年10月28日~2024年11月1日 |
実施時間 実施回数:5回 実施時間:40時間 |
活動内容の概要
| |
・授業中のサポート
・自学点検
・休み時間、昼休み等における生徒とのかかわり |
活動の総括
| |
1.中学校での現場の適切な指導を学ぶについて
今回の実習で、主に3年生の学習支援に入った。思春期を迎えた生徒とのかかわりは思っていたよりも配慮が必要だと感じた。普段の会話の中でも、たった一つの言動がその生徒にとっては深く傷つく言動であるかもしれないということを気にして、学習面や生活面をサポートしていく福江中学校教師の工夫が様々な場面で多く見られて、自分が教師になる際に身に付けておきたいと思えるものばかりであった。生徒への言葉かけに関しても、全ての教師が言葉に気を付け、つまらない・嫌な空気等にならないよう、穏やかな雰囲気で細かな部分まで注意を払っていると感じた。これらの教師の努力があるからこそ、生徒たちは純粋に真っ直ぐ明るく伸び伸びと成長しているのだと感じた。
2.信頼関係を築くについて
今回の実習期間は5日間という短い時間ではあったが、生徒とのコミュニケーションを多くの時間取ることができ、かかわることができた。生徒の方からたくさん話しかけてくれて、生徒自身のことを話題として多く語ってくれたことがとても印象に残っている。生徒自身のことを5日間視界内実習生に対して語ってくれたということは、思春期の生徒たちにとって簡単な音ではないと私は思う。自分のことを少しでも話せるくらい、生徒たちが私に打ち解けてくれていると感じることができた。ただ、5日間の実習の中で、話すことができなかった生徒、かかわることができなかった生徒も多くいたので、もっと自分からも積極的に話しに行くべきだったと反省した。
3.中学校の教科指導についての知識・理解を深めるについて
今回の実習では、主に数学、たまに美術の教科の学習支援を行った。同じ学年でも学級によって進捗状況や学習への理解度、定着度が全く違っていて、その分教師は伝え方や指導の仕方を変えており、同じ内容の授業でも教師の工夫を見て感じることができた。特に相似条件の伝え方に関して、そのまま理解できそうなクラスには相似条件をそのまま提示したり、関連させた方が理解できそうなクラスには既習の直角三角形の合同条件と似ているけど…などと関連できそうなものを提示してから相似条件を提示したり、同じ内容を授業するだけでも様々な工夫を見ることができた。自分が教師になった際にも、学級ごとの特徴や雰囲気を掴み、その特性を生かした授業展開を行えるようにしたい。 |
←戻る
|
|
トップページへ戻る
|
|