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蓄積型体験学習詳細
mv196さんの記録 |
2024年10月24日(木) |
体験分野 離島実習 |
活動の名称 離島実習 |
実施施設・機関等 新上五島町立 若松東小学校 |
実施日 2024年10月15日~2024年10月18日 |
実施時間 実施回数:4回 実施時間:40時間 |
活動内容の概要
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・授業参観、補助
・児童とのふれあい
・給食指導
・学習発表会補助 |
活動の総括
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1.「離島の学校教育の現状を知る」について
授業を実際に見て少人数学級のメリットだと感じたことは、全員と意見交流ができ、一人ひとりの考えをみんなで確かめることができる点と机間指導で一人につける時間が多いため、一人ひとりの理解度を確認してしっかり指導できる点である。一方で、多様な考えに触れられなかったり、考えに偏りが出て活発な意見交流ができなかったりする点はデメリットだと感じた。その点については、教師が様々な考えを提示したり、発問を通してズレを生じさせたり当たり前を問うたりして、活発な授業になるように工夫しなければならないと思った。
2.「離島に住む子どもたちとたくさん関わる」について
子どもたちは、元気で明るく、素直な子が多かった。学年関係なく仲が良く、お互いの兄弟姉妹についても詳しいなど、親密さがうかがえた。休み時間に一つの小さな虫かごに集まり、カマキリがバッタやコオロギを食べるのを観察したり、虫かごから外に出して歩くのを見守ったりする様子が特に印象に残っている。また、マクドナルドは私たちにとって食べたい時に食べられるものだけれど離島に住む子どもたちにとっては旅行に行った時に食べる楽しみなものであったり、電車やバスに乗る機会が非常に少なかったり、身近に大学生がいなかったりと、本島に住む子どもたちとは感覚が違うところもあるのだと改めてわかった。
3.「離島教育における教師の役割を見て学ぶ」について
先生から話を聞いた中で、「教職員の数が少ないため、役割など一人当たりの仕事の量が多い」というのがあった。教頭先生も授業をもっていたり、2年生の担任の先生が5年生の外国語の授業を担当していたりと、離島にある少人数の学校ならではの仕組みを見ることができた。さらに、放課後に長崎大学生とリモートでつながって交流をしたり、5・6年生の音楽の授業で前半は6年生、後半は5年生の内容をしたり、学習発表会の劇でみんなで他の役も演じてそれを録画してプロジェクターで流したり、先生方の様々な工夫で「離島」「少人数」のために難しい点もカバーしている様子を見ることができ、とてもいい学びになった。 |
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