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蓄積型体験学習詳細
r07vhさんの記録 |
2024年12月20日(金) |
体験分野 離島実習 |
活動の名称 離島・へき地実習 |
実施施設・機関等 平戸市立 生月小学校 |
実施日 2024年10月14日~2024年10月18日 |
実施時間 実施回数:1回 実施時間:40時間 |
活動内容の概要
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・総合的な学習の時間の参観
・校外学習での補助(交通指導、挨拶指導など)
・授業中の学習支援(個別的な支援、丸付けなど)
・部活動やクラブ活動の見学、補助
・休憩時間での児童とのかかわり |
活動の総括
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総合的な学習の時間や生活科での校外学習に、へき地の小学校ならではの特徴が表れていた。実習期間中、島の名産であるかまぼこづくりを体験したり、島のパン屋さんでパン作りを体験したりする機会があった。この他にも頻繁に校外学習を行っているという話を伺い、島のものや人とたくさん関わる機会があることが、子どもたちが生月島の良さを自覚している要因になっていると感じた。また、6年生がリーダーとなって全校児童で行う鼓笛の演奏が伝統的に続いていたり、島中の人が参加するウォーク大会が行われていたりした。多くの児童が様々な年代との関わりを持っていることも、離島・へき地の風土ならではだと感じる。また、授業中の机間指導では少人数学級の特徴が表れている場面を多く見た。教師が一人ひとりを丁寧に見て回り、丸付けや助言を全員に行っていく。児童全員に教師の目が行き渡るというのは、少人数学級の大きな利点だと感じた。児童一人ひとりとの時間が多いことで、実態を把握し授業理解を促すことが可能になるという少人数学級の良さを実感した。
主免実習では「子どもたちの前では教師である」という自覚を持って、メリハリのある関わり方を心掛けて実践していた。離島へき地実習では、予想以上に、たくさんの子どもたちが近い距離間で関わりを持とうとしてくれた。非常に嬉しいという気持ちを伝えつつも、授業中や掃除中は教師としての関わり方を優先し指導を行うことができた。また、主免実習で学んだ「子どもにまみれる」という関わり方を活かして、休み時間は全力で子どもたちと話し、全力で遊び、短い期間ではあったが絆を深めることができたと感じている。
ペアワークやグループワークの積極的な活用よりも、個人で考えてクラス全体で共有するという流れが主流であったように感じた。少人数クラスだからこそ、附属小ではペアワークやグループワークに充てられていた時間を、個人で考える時間や、教師が机間指導を行う時間に充てることができていた。また、ICTを用いて、校外学習に向けた質問を募ったり、社会科の参考映像を視聴したり、体育での技能の様子を撮影したりするなど、授業の中で日常的に使用されており、へき地であることを教育的な差が生まれる理由にしないために、教師ができる支援はたくさんあるのだということを改めて感じた。 |
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