蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

k12pAさんの記録 2025年4月11日(金)
体験分野 リーダー研修 活動の名称 リーダー研修(前半実習) 実施施設・機関等 リーダー研修(日吉)
実施日 2025年4月2日~2025年4月2日 実施時間 実施回数:1回  実施時間:5時間

活動内容の概要
・生活体験(炊事活動)
・交流(アイスブレイク、イニシアティブゲーム、ビーイング)
・自然体験(オリエンテーリング)
活動の総括
1.“指導者としての指導者としての目線を身に付ける”について
 実習において我々は児童・生徒が実際に体験する活動を行い、その一環として炊事活動に参加した。実際に調理を体験することで危険な箇所を具体的に知ることができた。例えば、火そのものは危険性を子どもたちも理解しているが、火にかけている飯盒については注意がおろそかになりやすい、といった具合である。また、指導者が危険を把握するだけでなく、子どもたちにルールやマナーの遵守を徹底させることも重要であることに気づいた。リスクを管理するという点で時に子どもの行動を制限することも大切だと感じた。

2.“よりよい人間関係の構築を後押しする支援の方法を学ぶ”について
 実習は事前に振り分けられたグループ単位で行ったが、実習ではこの無作為に分けられただけの「グループ」が交流を重ね「チーム」となることも重要な目標であった。そのために我々はイニシアティブゲーム等を体験した。チームの団結力が試されるゲームを通じて私は「役割」の重要性に気づいた。役割を振り分けることはタスクを円滑に進めることにつながり、チームとして課題に取り組むうえで大切な協調性や連帯感へとつながる。それらを深めることで子ども同士あるいは教員とより良い人間関係が形成でき、いじめの未然防止やその後の学習における「対話的な学び」の下地となるのだと実習を通じて感じた。

3.“実感を伴った理解を推し進める支援について学ぶ”について
 実習では自然体験の一環としてのオリエンテーリングも行った。日吉自然の家は周囲を豊かな自然が囲っており、敷地内で虫などの生き物を見つけることも難くなかった。そのような空間で自然に触れることで日々の学校生活で得た知識が体験と結びつき子どもの中で実感を伴った理解となることを実感した。そのような深い理解を支援する上で個別的な体験を尊重することが重要だと考えた。そのために、子どもの主体性に委ねる、という点で子どもの行動を著しく制限しないことの重要性を感じた。

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