蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

548k5さんの記録 2025年6月27日(金)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 学習支援実習 実施施設・機関等 長崎市立 三原小学校
実施日 2025年5月25日~2025年6月17日 実施時間 実施回数:3回  実施時間:21時間

活動内容の概要
・小テストの丸つけ(社会の単元テスト、漢字テスト)
・実験の補助
・机間指導
・昼休みにおける児童とのふれあい
・下校指導
・体調の悪い児童の付き添い
・移動教室前の整列指導
・給食準備の観察
・体力テストの測定補助
活動の総括
1,”一日の流れを教員目線で把握する”について、児童が登校する前の教員の活動は、自分が出勤した時間にはすでに教室に上がっており、児童の提出物を確認していました。始業の時間まで提出物を確認しており、その日にあるテストの勉強をするよう指導していた覚えがあります。
休み時間もほとんど児童の提出物を確認していました。お昼休みは、三日目の昼休みに、「宿題を提出できていない児童」を呼び出し、宿題が提出できない原因やこれからどうするかなどのお話をしてました。
そのお話が終わった後は、次にある全校生徒での集会に向けて体育館で運営係の児童と準備をしていました。
三日を通して、常に児童に関わりのある活動をしていたことが印象に残っており、児童のことをよく考えている先生なのだなと感じました。

2,”児童との適切なかかわり方を学ぶ”について、先生はつまずいていたり動けなかったりしている児童に対して甘やかすことはせず、厳しく指導している印象を持ちました。私は自分の性格上、学習につまずいたりしてしまっている児童を見ると手を差し伸べたくなるのですが、干渉のし過ぎは逆に児童のためにならないということを三日間を通して学ぶことができました。
しかしただ厳しいだけではなく、授業中の発問に児童がつまずいていたらヒントを出したり「ここをもう少し治すとよい」などの声掛けをしたりなど、児童の学びになる声掛けは多くしている印象がありました。
児童との距離については、不必要な接触は全くしておらず、常に一歩引いて児童全体を見ている印象を持ちました。全体的に距離はつかず離れずという印象を持ち、必要な指導の時はちゃんと指導する、というメリハリがしっかりしている印象を持ちました。

3,”児童の特徴に合わせたかかわり方を学ぶ”について、クラスの中にあまり先生の言うことを聴けなかったり集団行動ができなかったりという特徴がある児童がいました。その児童に対して先生は、その時間にしてはいけないことをするたびに「今はする時間じゃない」や「その本をしまいなさい」などと声をかけていました。
また、体力テストにおいて、一つ種目が終わった後座り込んで動けなくなってしまった際はただ「やめとこうか」と教員自身で自己完結するのではなく、児童に「次の種目はどうするの?」と、児童自身に判断をつけさせる声掛けをしているのが印象的でした。
また、学力に差があるクラスでしたが、ちゃんとどの子が成績が悪く、何が原因で成績が悪いのかを認識しており、「宿題が提出されていない児童」に対して話をしている時間がありました。また成績がいい児童に対しても、その児童の最高得点などを把握しており、「最高得点更新した?」と聞いていたのが印象に残りました。
三日間を通して、特殊な特徴を持つ児童に対しては「甘やかさない」「意思を尊重する」という場面が印象に残り、クラス全体に対してもひとりひとりにあったかかわり方をしているなと感じました。

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