蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

璃玖さんの記録 2025年7月9日(水)
体験分野 野外体験実習 活動の名称 野外体験実習 実施施設・機関等 長崎市立 西浦上小学校(野外体験)
実施日 2025年7月7日~2025年7月9日 実施時間 実施回数:1回  実施時間:15時間

活動内容の概要
・トレッキングの支援(体調の確認・進行案内・写真撮影)
・すり身作り体験の支援(作業が分からない児童の補助・写真撮影)
・ナイトウォークの支援(児童が道を間違えないように案内)
・清掃の支援(静かに清掃できているか確認)
・野外調理の支援(3組6班のカレー作り補助・写真撮影)
・スコアオリエンテーリングの支援(体調管理が必要な児童の補助・写真撮影)
・シャッフルボードの支援(ゲームルール説明・ゲーム補助)
・恐竜博物館見学の支援(時間の確認・整列補助・写真撮影)
・食事の支援(苦手な食べ物の確認・配膳補助・麦茶づくり)
・入浴の支援(時間確認・着替えの補助・入浴案内)
・就寝の支援(廊下の見回り・部屋の確認)
・部屋点検の支援(片付けの補助)
活動の総括
1. “子どもとの関わり方を体得する”について
 
 宿泊学習では、教室とは異なる野外の環境において、子どもたちの新たな一面を多く見ることができました。活動中は、子ども一人ひとりの言動をよく観察し、性格や関係性を意識しながら声かけや支援を行いました。その結果、児童の方から「りく先生も一緒にやろう」と声をかけてくれるようになり、関係が深まったことを実感しました。とくに、トラッキングや恐竜博物館の見学では、楽しさを共有しながら信頼を築くことができ、自然な関わりの大切さを学びました。また、少し内気な児童が、こちらの問いかけに笑顔で答えてくれるようになったときは、優しく丁寧な関わりが信頼につながると強く感じました。

2. “安全管理とリスク対応の学びを深める”について
 
 宿泊学習では、子どもの安全を守ることの重みを実感し、常に周囲への注意を怠らないことの重要性を学びました。火おこし体験では、危険を伴う場面もあるため、声かけのタイミングや立ち位置に特に注意を払いながら支援しました。トラッキングでは、列から離れそうな児童にすぐ声をかけ、安全に活動を続けられるよう見守りました。スコアオリエンテーリングでは、体調に不安のある児童と一緒に行動し、その児童の様子を常に確認しながら安心して取り組めるよう配慮しました。また、指導教員の先生方の冷静な判断と対応を間近で学ぶことができ、緊急時に落ち着いて行動することの大切さも学びました。今後は、事前のリスク予測を含め、実践的な安全管理能力と対応力をさらに高めていきたいと思っています。

3. “協働の中で指導力の向上を目指す”

 宿泊学習では、先生方や他の実習生と協働しながら活動を進める中で、連携の重要性と主体的な行動の必要性を実感しました。事前の打ち合わせや役割分担の場では、自分の意見を伝える努力をし、他者の考えとすり合わせる経験を重ねました。シャッフルボードの進行を担当した際には、事前準備の不十分さから説明が伝わりにくい場面があり、改善の余地を感じました。一方で、ゲーム終了後に実習生同士で振り返りを行い、反省点を伝え合うことで次の行動に活かす力を培うことができました。また、状況に応じて自らの動きを柔軟に変える力の重要性も学びました。今後は、協働の場において自らの立場や役割を自覚し、主体的かつ柔軟に行動できる教師を目指したいと思っています。

 3日間にわたる宿泊学習では、西浦上小学校の先生方の丁寧なご指導と温かいご配慮のもと、数多くの貴重な学びを得ることができました。子どもたちの成長に寄り添う責任とやりがいを強く感じる機会となり、教師を目指すうえで大きな糧となりました。心より感謝申し上げます。5年生の児童全員の更なる活躍と成長を願っております。3日間ありがとうございました。

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