蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

A7454さんの記録 2010年10月28日(木)
体験分野 離島実習 活動の名称 離島小学校における学習・生活支援 実施施設・機関等 壱岐市立筒城小学校
実施日 2010年10月18日~2010年10月22日 実施時間 実施回数:5回  実施時間:37時間

活動内容の概要
児童の学習支援・生活支援
通学合宿(5・6年生)の運営補助
活動の総括
○地域の学校
 今回筒城小学校で実習を行って感じたのが、学校が地域に支えられて運営されているということです。
 筒城小学校では、通学合宿というものが行われています。しかも、この通学合宿は、公民館など公共施設を使うのではなく、小学校近くのお寺にお世話になります。学校の先生方が中心というよりも、お寺の和尚様と奥さんが中心となり、保護者の方々や、ヘルスメイト(地域の方で子どもたちに毎回の食事の指導をしてくださる)の方々、先生方、そして子どもたちが協力して運営を行います。
お寺の和尚様は、“白砂の会”の会長もされている方で学校支援を積極的にされている方でした。「学校が必要なときに必要な支援を」、「地域に合った活動を行う」、「情報の共有化を図って行事を継続する」ということをおっしゃっていて、地域とともに子どもを育てると考える上で、とても強力なサポーターであると思いました。
 子どもたちは、通学合宿という学校や家庭とは違う環境で、集団で生活を行う中で周りの方々に支えられていること、周りの人・ものへの感謝の気持ち、謙虚な心、命の大切さなどを感じることができたようでした。これは、学校だけではなかなか行えないことを行ったり、様々な方の話を伺う中で育ったものであると思います。その点で、子どもたちにとって地域と行う通学合宿はとても実りのあるものなのだと思います。
 また、運営をされる地域の方々や保護者の方々にとっても通学合宿という機会を通して保護者の方々、地域の方々、先生方と関わりをもっていました。子どもたちだけでなく、大人同士、子どもと大人同士が楽しそうに話していたり、子どもが周りの大人の方に注意されたり教えられたりするといった雰囲気がとても素敵で、子どもたちが地域で育っているのだなあと強く感じました。
 地域の大人が協力して学校や子どもたちの育ちを支えたり、子どもたちが地域をにぎやかにしたり(例えば、子どもたちが地域のお祭りに御神輿を作って参加することで、行事が華やかになるなど)、地域あっての学校、学校の子どもあっての地域ということを感じました。


○子どもの関わり
 筒城小学校は、3・4年生、5・6年生がそれぞれ複式学級になっていて、1、3、4年生にそれぞれ特別支援学級在籍の子どもが一人ずついました。
 子どもの数は確かに少ないですが、子どもたちは学年に関わらずお互いのことをよく見知っており、年上の子どもが年下の子どもの面倒を見るといったことも自然にできているところが良いと思いました。また、特別支援学級の子どもと普通学級の子どもたちも自然に仲良くしていて、子どもたちがお互いのことを認め合って育っているという風に感じました。
 授業については、先生一人がわたりを行いながらそれぞれの学年で行っていました。先生がいないときには、一人の子ども(日により異なる)が進行役を務めながら音読をしたり課題を考えたりしていました。先生と子どもたちが協力しないと行えない授業だと思いました。子どもたちが子どもたちなりに授業をうまく進めていこうと考えて行動しているところが印象に残りました。
指導については、少人数であっても、個々の能力には大きな差があり、それぞれに合った指導を行うことは人数が少なくてもやはり難しいものがあるのだなあと思いました。この点に関しては、子どもたち一人ひとりに合ったゴールを設けて評価をしていくことが重要であると感じました。また、課題についても幅をもって出す必要があるのだなと感じました。



 今回の実習は、初めてのことにたくさん出会う実習でした。
 初めての通学合宿、初めての離島、初めての複式学級、初めての高学年の子どもたちとの活動とうれしい事、楽しいことと同じくらい不安なことや壁にぶつかることもありました。しかし、そんなときには、先生方や和尚様、あやこ先生、地域の方々、保護者の方々、実習生の友人、そして子どもたちと本当にたくさんの人に助けられ、励まされて実習に臨むことができました。そして、それらのこと一つ一つが私にとってかけがえのない経験となったと思います。壱岐の筒城小学校で実習を行わせていただくことができて本当に良かったです。
 今回のこの経験を生かして、「いい先生」になりたいと思います。
 本当にありがとうございました。

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