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蓄積型体験学習詳細
| m8ikuさんの記録 |
2025年10月30日(木) |
| 体験分野 学習支援実習 |
活動の名称 学習支援実習 |
実施施設・機関等 諫早市立 西諫早小学校 |
| 実施日 2025年5月25日~2025年9月4日 |
実施時間 実施回数:5回 実施時間:26時間 |
活動内容の概要
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・授業中のサポート(学習支援)
・運動会の補助
・給食、休み時間、掃除の支援 |
活動の総括
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今回の実習を通して、学校行事への参加や授業支援などさまざまな場面で児童と関わる中で、支援者としての姿勢や関わり方について多くを学ぶことができた。初めは緊張もあったが、運動会の準備や当日の補助活動を通して、子どもたちが真剣に取り組む姿に触れ、児童との距離が少しずつ近づいていくのを感じた。特に、ゴールテープ係として学年に合わせた高さの調整やタイミングの判断を行う中で、行事の裏側には多くの支えと配慮があることを実感した。また、行事を通して、子どもたちの努力や仲間を思う気持ちに触れ、「学校行事を通して児童との関わりを深める」という目標の意義を改めて感じた。
授業支援では、一年生と三年生の学級で活動に参加し、発達段階や個々の特性に応じた支援の必要性を実感した。一年生の国語では、絵日記発表や音読の活動を通して、子どもたちが自分の考えを表現しようとする姿が印象的であった。道徳では、取り組み方に個人差がありながらも、自分なりの考えを文字にして表すことができており、子どもたちの成長のペースに寄り添う支援の大切さを学んだ。三年生の支援では、学習内容が一段と高度になり、児童が自分の力で考えようとする場面が多く見られた。鉄棒の活動では得意・不得意によって意欲に差が見られたが、全員が挑戦する姿勢を見せ、鉄棒の高さを児童の身長に合わせることの重要性を感じた。算数では、児童がどこでつまずいているのかを見極め、分かりやすく伝えることの難しさと同時に、理解できたときの喜びを共有できるやりがいも感じた。音楽では、一人ひとりに丁寧な指導が行われ、シールによる達成感の演出など、意欲を引き出す工夫が印象的であった。
また、ひまわり学級での支援では、ブロックを使って足し算を教えるなど、視覚的に理解を助ける工夫を行い、児童と一緒に最後まで取り組むことで達成感を共有できた。情緒面で不安定な児童への対応では、どこまで関わるか判断に迷う場面もあり、自分の未熟さを痛感したが、支援者として冷静に児童の様子を捉える力の必要性を強く感じた。
全体を通して、児童一人ひとりには異なる特性やペースがあり、それを理解したうえで関わることが支援者の基本であることを学んだ。また、子どもたちの笑顔や成長の瞬間に立ち会うことで、「支援者としての立場を意識して行動する」という目標が自分の中で少しずつ形になっていったと感じている。今後は、児童の思いや行動の背景をより深く理解し、安心して学べる環境づくりに貢献できるよう、観察力と対応力を高めていきたい。 |
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