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蓄積型体験学習詳細
体験分野 学習支援実習 |
活動の名称 学習支援実習 |
実施施設・機関等 時津町立 時津東小学校 |
実施日 2025年5月1日~2025年5月18日 |
実施時間 実施回数:6回 実施時間:40時間 |
活動内容の概要
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・授業中のサポート(丸つけ、個別指導、運動会練習など)
・休み時間や昼休みにおける児童とのふれあい(給食指導、遊びなど)
・運動会 |
活動の総括
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1.“小学校教育やスタートカリキュラムについて学ぶ“について
スタートカリキュラムでは子どもたちが学校生活に少しずつ慣れることができるよう授業の時間を細かく区切り、様々なことを少しずつ覚えていけるようにしていると学びました。環境が変わって不安を抱えている子どもの気持ちに寄り添いながら、少しずつ適応していくことができるような関わりや生活のあり方が大事なのだと感じました。園でのアプローチカリキュラムと小学校でのスタートカリキュラムがあることによって、子どもたちが環境の変化に適応しやすくなっていくのだと思います。自分のものを大切にしたり、ルールのある中で過ごしたりするなど少しずつ小学校へ向けて慣れていくことができるような保育をしていきたいと思いました。
運動会では高学年が中心となり応援の練習や係の運営を行っていて、低・中学年のお手本となるよう高学年が見本となって練習にも取り組む姿が見られました。学年を超えて一緒に取り組むことで団結力が生まれ、一緒にする楽しさや一生懸命取り組む姿勢が身につくと感じました。運動会前には職員会議にも参加させていただきました。職員全体で情報共有を行い、共通認識を図っておくことが大事なのだと感じました。保育の仕事も職員間での連携や情報共有が大切なので、日頃からコミュニケーションをとって全体で子どもたちを見ることができるようにしていきたいと思いました。
2.“児童と積極的に関わり、多様な子どもの理解を深める“について
1年生は学校生活にも少しずつ慣れてきた時期で、新しい友達と話したり授業では手を挙げて発表したりする姿が見られました。不安で寂しい気持ちも受け止めながら安心して少しずつ慣れていくことができるように、子ども一人ひとりの様子を把握して、笑顔で関わり楽しい学校になるような環境づくりが大事なのだと感じました。卒園した子どもたちがどのように学校生活を送っているのか子どもたちの様子を見ることができ、園から学校へとスムーズに適応できるようにするための関わりを考えることができました。3年生は友達同士での関わりも多く、授業中に友達と意見交換をしたり静かにする場面では声を掛け合ったりする姿が印象的でした。授業中難しいところやどうすればいいかわからない時はしっかり確認しながら取り組んでいて、子どもたちが自分でできたという思いを抱けるような関わりを大切にしたいと感じました。5年生は自分たちでやるべきことや役割を考えながら取り組んでいる姿が印象的でした。学級スローガン決めではより良いクラスになるように一人ひとりが考えを持ち意見を出し合っていて、クラスみんなが主体的に話し合いに参加したりクラスの仲間のことを考えて思いやる様子がとてもいいなと感じました。様々な学年に入らせていただき、子どもたちの様子を知ることができて良かったです。
3.“多様な教師の仕事について学び、理解を深める“について
1年生の先生は簡潔に分かりやすく指示を出したり見本を示したり、やるべきことを目で見てわかるようにするなど、子どもたちが理解できるような関わりをしていました。子どもたちが自分で意識してできるようになる関わりが大事なのだと感じました。授業中は机間指導を行ったり宿題の丸つけを行ったりしました。つまずいている子どもはいないか様子を見守りながら、必要に応じて言葉かけをしたりサポートしたりしました。子どもの考えを引き出して大切にしながら、学びへと繋げていくことが大事だと感じました。また子どもの宿題やノートからも学習の理解度を把握することが大切なのだと感じました。
すずらん教室では、話を聞くことや文字に対しての困り感を抱えている子どもたち一人ひとりに合わせた授業を行っていました。普段のクラスの集団の中ではなかなか個別に関わることが難しい部分を、すずらん教室では先生と一対一で関わりながら、子どもの困り感が少しでも減るような療育を特性に応じて行っていました。園では遊びや生活の中で子どもの興味・関心や発達の様子を見極め、一人ひとりに応じた関わりや言葉かけができるようになりたいと思いました。 |
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