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蓄積型体験学習詳細
| 体験分野 学習支援実習 |
活動の名称 学習支援実習 |
実施施設・機関等 諫早市立 北諫早中学校 |
| 実施日 2025年11月10日~2025年12月2日 |
実施時間 実施回数:5回 実施時間:40時間 |
活動内容の概要
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・授業中のサポート(丸付け、個別指導など)
・休み時間や昼休みにおける交流
・部活動の見学 |
活動の総括
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①授業における教師の振る舞いを学ぶ
今回の実習では、授業における教師の振る舞いが学習環境づくりに大きく影響することを実感した。英語科では、帯活動や英語でのイントロダクション、ジェスチャー、リキャストなど多様な技法を用い、生徒が自然と英語を使おうとする雰囲気を作り出していた。また、既習事項を丁寧に確認しながら学びにつなげる手立ては大いに参考になった。理科の授業では映像教材を効果的に活用し、生徒の気づきを促す構成が印象的であった。また、授業中ではないが教師の振る舞いという点で印象に残った場面がある。表彰伝達式での教頭先生の言葉がけからは、生徒の気持ちを受け止め、前向きに導く姿勢の重要性を学んだ。そのような声掛けがあることで生徒は萎縮することなく次の機会では上手くやろうという気持ちになるのではないかと考えた。これらの観察を通して、教師の振る舞いは授業の成立だけでなく、生徒の学びや意欲に大きな影響を与えることを改めて理解した。
②学級経営の理解
学級経営は、授業時間だけでなく学校生活全体を通して築かれるものであると理解した。教師は休み時間や給食の時間にも生徒と関わり、進路相談に応じるなど、学習面・生活面の両方から生徒を支えていた。また、生徒一人ひとりの性格や学習状況を把握し、それに応じて授業中の声かけや指示の仕方、言葉遣いを変える姿から、柔軟な対応が学級経営に不可欠であると感じた。教室内の人間関係にも目を向け、得意な生徒が苦手意識を持つ生徒を自然と支える場面が生まれていたことは、教師の継続的な働きかけが学級の穏やかな雰囲気につながっている証だと考える。これらの観察から、学級経営は日々の細やかな関わりの積み重ねによって成り立つものであると再認識した。
③教師としての働き方
実習において、先生方は多忙を極めており、授業の間の短い休み時間に次の授業の準備だけではなく、他の作業をこなしている場面を見た。昼休みや給食の時間に進路相談をすることで多くの生徒と交流する機会を作っていた。そういった時間を有効活用することの重要性を学んだ。また、他の先生と連携することで生徒の学びを最大限にしようとする姿勢を吸収したいと考えた。 |
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