蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

Ax7s1さんの記録 2025年7月12日(土)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 学習支援 実施施設・機関等 長崎市立 上長崎小学校
実施日 2025年5月25日~2025年7月11日 実施時間 実施回数:7回  実施時間:40時間

活動内容の概要
・運動会運営のサポート(用具準備、ピストル補助)
・準備、片付け
・児童の学びの支援
・学習支援
活動の総括
1、適切な学習支援ができるようになる。
 今回の実習では、学年や場面に応じた多様な支援の方法を学んだ。たとえば図工の時間に、自分の絵に自信を持てずに隠していた児童に対して、その子の良さを見つけて積極的に声をかけたことで、児童が前向きに作業へと取り組めるようになった。このように、子どもが自分の力を信じられるような関わり方は、学習支援において非常に重要であると感じた。また、5年生の算数科の支援では、早く課題を終わらせた児童に対して、次に取り組む課題を用意することの必要性も学んだ。子どもたちは意欲があるからこそ、学びに飢えていることもある。支援とは一方的な手助けではなく、子どもが学びの中で自立できるように支えることだと改めて実感した。今後は、子どもたちの発達段階や個性に応じて、より的確な声かけや支援ができるように力をつけていきたい。
 
2、自分からたくさんの子どもたちに関わりに行く
 実習を通して、積極的に子どもたちへ関わっていくことの大切さを実感した。例えば、福祉体験活動の場面では、車いす体験中に話を聞いていない児童が多く、私から声をかけたり動きを誘導したりすることで、安全かつ円滑な活動につなげることができた。また、授業中に支援が必要な子だけでなく、早く課題が終わった子や、周囲を見渡す子など、さまざまなタイプの子どもたちに意識的にアプローチするよう心がけた。特に低学年では、私が関わることで興奮して授業外の話をしてしまう子もいたが、そこで一歩踏み込んで、落ち着いて授業に戻れるように声かけを工夫した。このような姿勢が、信頼関係づくりや学習の場の安定にもつながると感じた。今後も、自分から積極的に子どもたちに関わり、関係を築きながら支援を行えるよう意識していきたい。

3、科目ごとの指導の仕方に注目して学習支援に参加する
 今回の実習では、教科ごとの特性に応じた支援のあり方に注目した。図工の授業では、創作活動に対する子どもの心理的なハードルをどう乗り越えさせるかがポイントとなった。自信を失いかけていた児童に対して、作品の良いところを具体的に褒めることで、学習意欲の向上につながった。福祉体験では、体験を通しての学びを振り返る際に、感想が浮かばない子どもには視点を与えることで、考えが深まり、文章にすることができていた。また、6年生の算数のテスト直しでは、学習障害のある子どもに対して「話しながら一緒に進める」という方法が効果的であるとわかり、支援の工夫が子どもの学びに大きく影響することを体感した。教科ごとに必要とされる支援は異なるからこそ、常にその科目の特性を理解した上での関わり方を意識し、柔軟に対応していく必要があると感じた。
 

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