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蓄積型体験学習詳細
体験分野 学習支援実習 |
活動の名称 蓄積型体験学習 |
実施施設・機関等 長崎大学教育学部 附属幼稚園 |
実施日 2025年5月12日~2025年5月23日 |
実施時間 実施回数:8回 実施時間:40時間 |
活動内容の概要
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・降園時と登園時、ひとときの時間の様子を見る
・自由遊びでの子ども達との触れ合い
・環境整備 |
活動の総括
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➀「発達の様子を知る」について
去年の9月と比べて生活場面、遊び場面それぞれで変化が見られた実習だったと感じました。生活場面では、「1人で身支度を済ませることが出来る、トイレや水分補給を嫌がる子がいない、お弁当が静かに上手に箸をもちながら食べることが出来る」などのように出来ることがどんどん増えていました。
また、遊び場面では、1人遊びよりも安心できる友達と一緒に遊ぶことが増えたり、砂遊びでは何人もが協力しながら大きな滝を作ったり、遊具や製作で教え合いながら遊んで楽しむ姿が見られたり等と共同遊びが増えてきて、友達との安心感を感じ始め、様々な子と関わりたいと関わり方が変化していることを学びました。
➁「適切な支援の仕方を学ぶ」について
意見のぶつかり合いがあった場合には子どもたち自身がそれぞれ何が嫌だったのか思いを伝える子が多かったため、保育者が状況を整理しながら子どもたち自身で「年中は自分でごめんね言うんだよ」と解決しようとする姿が見られました。
また、気持ちの切り替えが難しい子に対して言葉をかけるばかりではなく、様子を見ながら自分で落ち着ける時間を取るなどの様々な対応の工夫があり、そのことによってより納得しているように見られたため、子どもの様子に応じて見守る時間も十分にとることが大切だと学びました。
③「保育者の働きかけを知る」について
保育者が朝から1人1人と目を見て挨拶をしたり、自由遊びの時に「遊ばせるよりも一緒に楽しむ」のように子どもと全力で遊んだり、降園時にはクラス担任以外の先生方も1家庭ずつその子が頑張っていたことや素敵だと感じたことを保護者に伝えたりすること等が子どもや保護者が安心できるようになっているのかなと感じました。
また、印象に残っていることが絵本の読み聞かせの時に保育者が読む位置を普段話をする場所と変えて行っていたことです。私には、そのような発想が全くなかったのですが、読み聞かせをする位置を変えることでワクワクして絵本に興味を示す姿があったため、その興味の惹きつけ方をとても真似したいなと学びになりました。
さらに、クラス内・遊具の周りにテープが貼ってあり、順番待ちや物の場所が身につくように整えられていて、保育者が話をしている際「テープの上に座ってね」と声をかけることで、より子どもたちも保育者の方に集中している様子があったため、環境構成も言葉かけもどちらも工夫点がいっぱいで素敵だと感じました。 |
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