蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

きのしさんの記録 2025年6月29日(日)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 学習支援実習 実施施設・機関等 長崎市立 大園小学校
実施日 2025年5月25日~2025年6月24日 実施時間 実施回数:4回  実施時間:20時間

活動内容の概要
・体育大会当日の支援
・授業中のサポート(個別指導など)
・休み時間や昼休みにおける児童とのふれあい(給食、外遊び、学校探検など)
活動の総括
1.”子どもたちとの間に信頼関係を築く”について
 実習期間中は、さまざまな学年の学習支援に入る機会をいただきました。その中で、児童の発達段階や個性に応じて、話すスピードや最初の距離感を工夫しながら関係づくりに努めました。実習を通して、児童の方から話しかけてくれる場面も多くあり、話しかけてくれた児童の名前を覚えることを心がけ、次に会った際には意識的に名前を呼ぶことで、関係を少しずつ深めていきました。また、休み時間にはクラス全体での全員遊び等に積極的に参加し、多くの児童とふれあう中で、心のつながりを育むことができたと感じています。

2.”教師の方々の声掛けなどの工夫を学ぶ”について
 今回の実習では、低学年・高学年・特別支援学級と幅広い場面での指導を見学・体験させていただきました。その中で、教師の児童への声かけや支援の方法が学年や児童の特性によって異なることに気づきました。たとえば、低学年や特別支援学級では、指示を出す際に語を一つずつ区切って伝えたり、板書を視覚的にわかりやすく工夫したりしている様子が見られました。一方で、高学年では、教師が一度に指示を出し、児童同士で補い合う姿が多く見受けられました。また、発言を引き出すための声かけにもバリエーションがあり、児童の実態に応じた柔軟な対応の重要性を改めて学ぶことができました。

3.”多様な学び方や考え方について知る”について
 実習中には、デジタル教科書の活用やZoomを通じた授業参加、また個別の端末を用いた学習など、ICTを活用した多様な学びの現場を見ることができました。一方で、多くの授業では、教科書やノートといった紙媒体を主とした学習も継続して行われており、児童の学び方には幅があることを実感しました。こうした様子を見て、今後、ICT機器をどのように効果的に授業に取り入れていくべきかを考える貴重な機会となりました。

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