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蓄積型体験学習詳細
| 体験分野 野外体験実習 |
活動の名称 野外体験実習 |
実施施設・機関等 長崎市立 伊良林小学校(野外体験) |
| 実施日 2025年10月20日~2025年10月22日 |
実施時間 実施回数:1回 実施時間:15時間 |
活動内容の概要
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・荷物の出し入れの手伝い
・朝食、夕食の配膳手伝い(お茶入れの手伝い)
・児童の活動時の見守り
・交流会の司会進行
・清掃や荷物生理の指導 |
活動の総括
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1."子どもに対しての理解を深める"について
2泊3日の野外学習をとおして、子どもたち一人ひとりの個性や行動の特徴をより深く理解することができた。特に竹ばしづくりやすり身体験などの活動中には、児童の取り組む姿勢や友達との関わり方を細かく観察することを意識した。伊良林小学校の児童は、指導を素直に受け入れ、次の行動にすぐ反映させる姿が印象的だった。そうした姿に触れる中で、児童の成長を支えるためには、指導の仕方や声掛けの言葉選びが重要であると実感した。活動を共にする中で見えた子どもの一面を大切にし、今後の教育実践にも活かしていきたい。
2."安全管理や教育的支援の在り方について学ぶ"について
野外学習の中で、子どもたちが主体的に活動する時間が多く、私は支援者として見守る立場を意識して行動した。焼きそば作りの際には、「今どんなことをすればいいかな」といった声掛けを通じて、子ども自身が考えて動くきっかけを作ることができた。また、包丁や火を扱う場面では、危険が起こらないよう常に周囲の状況に目を配り、安全面に十分配慮した。こうした体験を通して、教師は単に指示を出す存在ではなく、子どもの自発性を引き出しながら、安全で安心できる環境を整える役割を担っていることを実感した。今後は、活動の「狙い」や「意味づけ」を意識した支援の在り方をさらに学んでいきたい。
3."教師としての役割を現場で体験し、実践力を高める"について
最終日には、自然の家での活動はなかったが、児童が出発までに荷物を整理し、時間通りに退所できるよう支援する中で、教師としての立場から何ができるかを常に考えて行動することができた。また、バスでの移動中には児童と積極的に会話し、3日間を通した感想や成長を本人の言葉で聞くことができた。このように計画から実施、そして振り返りまでの一連の流れを共に経験したことで、教師の支援の工夫や活動全体の流れを意識する力が高まったと感じる。今後は、この経験をもとに、子どもにとって学びのある活動を計画・実践できるよう力を磨いていきたい。 |
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