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蓄積型体験学習詳細
| 体験分野 野外体験実習 |
活動の名称 野外体験実習 |
実施施設・機関等 諫早市立 小栗小学校(野外体験) |
| 実施日 2025年9月16日~2025年9月17日 |
実施時間 実施回数:1回 実施時間:10時間 |
活動内容の概要
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学校出発
入団式
登山
昼食
イニシアティブゲーム
カレー炊事
ナイトハイク
入浴
就寝
起床
ベッドメイキング
朝の集い
朝食
掃除
焼き板
昼食
退所式
学校へ移動
下校 |
活動の総括
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1.「安全に配慮する」について
登山では途中で雨が降り、先生方が安全のため引き上げの判断をされた場面があった。そこから、自分自身も活動中に常に起こり得る危険を意識しながら周囲を観察することの大切さを実感した。実際に登山中は、「ここ滑りやすいよ」「焦らずゆっくり歩いてね」などと声をかけたり、険しい道では生徒に手を貸したりして安全確保に努めた。野外炊事では、火起こしや包丁を使う場面で特に注意を払い、安全面を意識して見守ることが出来た。一方で、目の前の班に意識が集中し、全体を広く見渡すことが十分にできなかった点は課題として残った。
2.「子どもの主体性を尊重する」について
野外炊事では、生徒が自分たちで役割を分担しながら進める姿が見られた。私は、すぐにサポートに入るのではなく、まずは見守って、必要な時に必要な声掛けをすることの難しさを実感した。「こうした方がいいよ」と答えを提示するのではなく、「どうすればいいかな」と考えるきっかけを作ることに意識して声掛けを行った。野外体験を進めていく中で生徒たちの団結力も上がり、2日目の焼き板体験では生徒同士が自然に声を掛け合い、協力しながら作業を進める姿が印象に残った。生徒が自ら考えて動ける環境を整えることが、教師の重要な役割の一つだと学んだ。
3.「教員の行動や支援の仕方を学ぶ」について
今回の実習では突然雨に見舞われることが何度かあったが、先生方は天候や状況に応じて柔軟に判断をされ、その判断を生徒たちに分かりやすく伝えていた。また、自然の家から学校へ移動したあと、今回の野外体験でできたことと今後の課題を生徒たちと確認し、体験を思い出にとどまらせず「学び」にまで結びつけていた。他にも、生徒への声掛けの仕方や注意の仕方、安全管理など、様々なことを学ばせて頂いた。特に、活動中に生徒の表情や様子をよく観察しながら、必要なタイミングで言葉をかける姿勢が印象に残った。このように先生方の支援の在り方を間近で見ることができ、教師としての具体的なイメージを持つことができた。 |
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