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蓄積型体験学習詳細
| 体験分野 学習支援実習 |
活動の名称 学習支援 |
実施施設・機関等 長崎市立 深堀中学校 |
| 実施日 2025年5月9日～2025年6月6日 |
実施時間 実施回数：7回 実施時間：41.5時間 |
活動内容の概要
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・授業の参観
・行事の練習への参加
・行事（体育大会）への参加
・給食・昼休みなど授業以外での生徒との交流
・HRの参観 |
活動の総括
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１．実際の教育現場を観察する について
実習期間中、国語を中心に様々な教科の授業を参観させていただいた。国語の授業は自分が実際に3年生で行った教育実習での問題点や、授業を行ってみて悩んだこと、難しかったことを意識しながら授業を参観することができた。
具体的には、私は主に授業での発問に難しさを感じていたため、実際の授業で教師がどのような発問を行っているのか、また生徒の発言をどのように扱っているのかということに注目して授業を参観し、教師が生徒に向ける言葉の一つ一つに配慮や工夫がなされているのだと学んだ。私のこれまでの授業や模擬授業ではどうしても授業の内容や進度を気にして生徒の考えをないがしろにしてしまっていたため、これからはそのことを意識しながら授業づくりや実際の授業に取り組んでいきたいと思う。
また、実際に授業中の三学年すべての生徒の姿も見ることができた。教育実習では担当の学年を見ることがほとんどであったため他の学年と比較を行ったことが無く、学年ごとの違いについてあまり意識していなかったが、今回すべての学年の授業を参観してそれぞれに大きな違いがあるのだと分かった。またそれに対する教師の対応にも違いがあり、これは学校や年代ごとにも違ってくることであるため、教師は常に生徒の実情を見つめ、それに合った教育を考えることが必要なのだと感じた。
今回多くの国語の授業を参観させてきただき、自分の授業に対する考え方が変わったように思う。大学で学ぶような教科書を使った授業だけでなく、それぞれの教師が自分の色をもち、生徒の実情に合わせた授業を行うことで生徒も積極的に授業に取り組んでくれるようになるのであり、それが教育の面白さであり大変さでもあるのだと考えた。
２．国語以外でも適切な支援ができるようにする について
今回の実習では国語だけでなく社会や数学、家庭科や体育などさまざまな授業を参観することができた。教育実習や参加観察実習では主に国語の授業参観が多く他の教科を見る機会はほとんどなかったため、とても貴重な経験となった。
社会や数学は授業形態は国語と似ているが内容や学ばせたいことが違っているため発問の仕方や教科書、資料の扱い方が国語の授業とは異なっていて面白かった。特に数学の授業を見るのは高校生以来だったので新鮮さがあり、生徒たちも国語の授業のときとは違った姿を見せていたように感じる。
また、体育や家庭科など実技系の授業は教室ではなくグラウンドや被服室など教室外で行われているものも見ることができた。それぞれ実技の授業と座学の授業どちらも参観することができ、それぞれの違いについても考えることができた。
実際に教育現場に出てからこのように自分の担当教科以外の授業をしっかり見る機会はあまりないと思うため今回の実習での体験はとても貴重だったと思う。
また、授業外では生徒と交流することもできた。積極的に話しかけてくれる生徒もいて、下校の際に声をかけてくれたり、昼休みに話したいと言ってくれ、とてもやさしい生徒たちだと感じた。短い期間ではあったものの、生徒とたくさん話すことができ、楽しい実習だった。
３．行事に参加する について
5月に行われた体育大会の練習と本番それぞれに参加することができた。本番だけでなく練習の様子も見ることができたため、生徒の成長を実際に感じながら参加することができた。また、私は週一の実習だったため一週目ではまだルールも把握しきれていなかった生徒たちが二週目では作戦を考えつつ自分たちで競技をしている姿を見て、その成長の速さに驚いた。
体育大会本番では初めて教師側として行事に参加し、実際の行事における教師の役割や動き方、生徒に対する指導のやり方を学ぶことができただけでなく、係の活動の手伝いも行いながら応援したりなど生徒との交流も行うことができた。
また、今回ご多忙のところ実習を受け入れ、サポートしていただいた先生方、また生徒の皆さんに深く感謝を申し上げます。
始めは緊張して生徒ともうまく話せていなかった私を気遣ってくれ、帰りの会や授業でクラスの前で話す機会を設けていただき、さらに生徒の皆さんにも昼休みや給食の時間にたくさん話しかけてもらって、とても楽しい実習となりました。私も深堀中学校の先生方のような、立派な教師となれるようこれから精進していきたいと思います。短い間でしたがとても貴重な体験の場を与えていただき、ありがとうございました。 |
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