蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

B26e1さんの記録 2025年12月19日(金)
体験分野 野外体験実習 活動の名称 野外学習補助 実施施設・機関等 長崎市立 三原小学校(野外体験)
実施日 2025年12月1日~2025年12月3日 実施時間 実施回数:1回  実施時間:15時間

活動内容の概要
・自然の家での補助(布団の使い方のチェック、清掃など)
・班活動の見守り(各班について安全を守る、ナイトウォークや恐竜博物館)
・お茶作り(毎日のお茶を用意する)
・レクリエーション(いろいろなゲームを行い、班での絆を深める)
・班長会や職員会議の参加(意見を聞いて一緒に考え振り返る)
活動の総括
1.「先を見通した声かけを行う」について
今回の実習を振り返って、この目標がいちばんうまくいかなかったかなと思う。時間についての声かけは行ったりして、次の活動にスムーズにうつれるように意識はしたけど、もっと子どもたちの行動を予想することもできたと思う。「危ない」と思うような場面は特になかったからよかったけど、危険が潜む場面では積極的に声かけをして安全を守っていけるようにしていこうと思った。また、スコアオリエンテーリングで下見をするためにひとり行動をする子がいたり、友だちの耳をなめる子がいたりして、思ってもいない行動をする場合があることを学んだ。全てを予想することは難しいと思うけど、このようなことが起こるかもしれないと思いながら、先を見通す力が子どもと関わる上では必要なことだと感じた。

2.「子どもと関わるのに慣れる」について
3日間子どもたちと一緒に生活して、たくさんお話もできて実習前よりは慣れることができたと思うし、学びになったこともいろいろあった。特に、2日目のレクリエーションの時の子どもの様子と関わり方が印象に残った。スコアオリエンテーリングは班ごとに競う活動だったため、上位になれず悔しくてレクリエーションに参加する気分になれない子がいた。初めはどうして活動に参加していないのかも分からない状態だったが、先生が優しく話しかけ、無理矢理参加させずに一旦見守るという方法をとっていて、なるほどなと思った。そして、その子は走ることが好きだったので、障害物競争の時間になったときにもう一度話しかけてスムーズに活動に参加できるように関わっていたため、とても参考になったし、子どもの好みや得意を理解しておくことも大切だと感じた。
このクラスには特別支援に関わっている子も何名かいたので、活動に参加できなくなったときの対応を他にも身近で知ることができたし、子ども同士の関わりも素敵なことを知り、子ども理解を深められた3日間になったと思う。

3.「子どもと一緒に自然を楽しむ」について
野外体験では、山や海、風、星空、朝日など、さまざまな自然に触れることができた。私自身も自然を楽しみながら「きれいだね、楽しいね」と子どもとも共感することができたので、そこは良かったと思う。ただ、もっとコミュニケーションをとっていたら、子どもたちももっとたくさん自然の良さに気づけていたかなとも思う。以前授業で学習した「サウンドスケープ」で、音には強弱や遠近、高低があったりして、私はそれを聞くことが楽しかった。今思うと、自然の家ではたくさんの音があったはずだし、それを子どもたちに教えて一緒に楽しむこともできたと思う。これからは、自分が素敵だと思ったことはどんどん子どもたちにも伝えて、子どもの世界を広げていく手助けをしていきたい。

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