蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

m8ikuさんの記録 2025年10月30日(木)
体験分野 野外体験実習 活動の名称 野外体験実習 実施施設・機関等 諫早市立 上山小学校(野外体験)
実施日 2025年10月22日~2025年10月23日 実施時間 実施回数:1回  実施時間:10時間

活動内容の概要
・オリエンテーリング
・イニシアティブゲームの準備やサポート
・野外炊事の支援
・森のツリーハウスづくりの支援
活動の総括
今回の野外宿泊実習では、「自然の中で子どもと関わりながら信頼関係を深めること」と「子ども一人ひとりに合った適切な支援の仕方を学ぶこと」を目標として参加した。普段の学校での実習とは異なり、自然環境の中で子どもたちと長時間をともに過ごすことを通して、より深い関わりや新たな気づきを得ることができた。

 一日目は、イニシアティブゲームやオリエンテーリング、野外炊事、ナイトハイクなど、子どもたちの主体的な活動が多く見られた。イニシアティブゲームでは、子どもたちが声をかけ合い、協力して課題を達成しようとする姿が印象的であった。雨の中でのオリエンテーリングでは、お互いに意見を出し合いながら地図を確認して進む姿が見られ、困難な状況でも協力し合う力を感じた。野外炊事では、班ごとに役割分担を行い、他の班を手伝う姿も見られ、助け合いの心が育っていることを実感した。夜のナイトハイクでは、暗い森の中を歩く体験を通して自然の静けさや神秘さを感じ、子どもたちとも信頼関係を深めることができた。続いて行われた夜のイニシアティブゲームでは、朝よりも仲が深まっており、互いに声を掛け合う姿が多く見られた。

 二日目は、子どもたちが自ら進んで清掃に取り組む姿が見られ、使った道具や施設への感謝の気持ちが感じられた。森のハウスづくりでは、どこまで手助けすべきか迷う場面もあったが、子どもたちに「どうすればうまく作れるか」を一緒に考えるように声掛けを行った。その結果、うまくいかずに諦めかけていた班も協力して作り上げることができ、達成感に満ちた表情が印象的であった。また、テントでの会話を通して、子どもたちの素直で自然な姿を知ることができ、信頼関係がより深まったように感じた。さらに、先生方の声掛けを観察する中で、子ども自身に考えさせる支援の大切さを学ぶことができた。

 二日間の実習を通して、自然の中でともに活動することが、子どもとの信頼関係を築く上で非常に有効であると感じた。また、子ども一人ひとりの特性や状況に応じた支援を意識することで、安心して主体的に行動できる環境づくりの大切さを学んだ。今回の経験を今後の教育実習や授業づくりに生かしていきたい。

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