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蓄積型体験学習詳細
体験分野 野外体験実習 |
活動の名称 野外体験実習(前半実習) |
実施施設・機関等 時津町立 鳴鼓小学校(野外体験) |
実施日 2025年9月3日~2025年9月4日 |
実施時間 実施回数:1回 実施時間:10時間 |
活動内容の概要
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・出発式(大学生の自己紹介・挨拶)・バス乗車(シートベルト等確認)
・自然の家到着(忘れ物確認・荷物運搬・ベッドメイキング手伝い)
・入所式
・イニシアティブゲーム(各ゲームのデモンストレーション・児童実践支援・振り返り記入支援・昼食準備)
・昼食(昼食支援・ゴミ回収、運搬)・着替え(児童着替え支援・沢登り準備)
・沢登り(間で児童誘導、活動支援)・着替え(児童着替え支援)
・夕べのつどい・夕食(配膳支援)
・部屋長会議(各部屋見守り、ナイトハイク準備支援)
・ナイトハイク(班に付いて見守り・安全管理)
・入浴(各部屋見守り、入浴準備支援、翌日準備支援)
・活動班長会議(各部屋見守り・就寝支援)・児童就寝(各部屋の様子を確認)
・振り返りと打ち合わせ(翌日の流れの確認・一日の気づきの共有)
・児童起床と活動準備(寝具の整理、掃除支援)
・朝のつどい・朝食(配膳支援・後片付け、掃除)
・集合(大きい荷物の整理支援・誘導)
・野外炊事(炊事支援・片づけ支援・振り返り支援)・振り返り
・退所式・バス乗車(荷物運搬)
・学校到着・到着式(忘れ物確認・大学生から感謝の言葉)
・意見交換(先生方からのお言葉・今後の流れの確認・解散) |
活動の総括
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1.子どもたちの安全管理に努める、について
野外活動や集団生活の場面では、沢など自然の中や火の扱い、刃物の使用など、日常とは異なる危険が伴う活動が多く含まれていた。事前の危険予測を心がけ、児童の行動やテンションの変化に注視しながら、適切な距離感で見守ることを意識した。特に、興奮したり暑かったりして注意力が散漫になりがちな場面では、声かけのタイミングや立ち位置を工夫し、事故を未然に防ぐよう努めた。結果として大きな怪我やトラブルなく活動を終えることができ、安全管理の重要性と責任の重さを改めて実感した。
2.指導者にふさわしい態度・発言・働きかけを堅持する、について
児童の主体性を尊重しながらも、適切な支援を行うことの難しさを痛感した。沢登りでは、滑る地面や深い沢など児童の焦りや不安を誘発するような箇所があったため、児童の様子を見ながら、楽しいチャレンジと捉えてもらうような声掛けを意識した。野外炊飯では、つい手を出したくなる場面が多々あったが、児童同士の協働や試行錯誤の過程を大切にし、答えではなくヒントを与える姿勢を心がけた。「どうすれば火が強くなるかな」「みんなで相談してみよう」といった問いかけを通して、児童自身が課題を発見し解決していく過程を支援した。また、個々の児童の特性を観察し、積極的な児童には見守りを、消極的な児童には背中を押すような働きかけを行うよう努めた。
3.集団での生活(野外体験)を楽しんでもらう、について
二日間の継続した集団生活の中で、児童たちが徐々に役割分担や協働の仕方を身につけていく様子を目の当たりにした。朝の準備から夜の振り返りまで、常に集団の一員としての自覚を持ちながらも、楽しさを見出せるよう、肯定的な声かけと児童同士の良い関係性を促進する働きかけを心がけた。特に振り返りの時間では、個々の頑張りを認めながらも、仲間との協働によって成し遂げたことの価値を伝え、集団生活の意義を実感してもらえるよう努めた。非日常的な二日間を楽しかったという気持ちで締めくくってもらえるように、最後まで気を引き締めつつ、自分も児童たちと一緒に楽しんだ。
二日間の宿泊学習は、本当にあっという間でした。鳴鼓小学校の先生方のご指導と、子どもたちの輝く笑顔に支えられ、貴重な学びを得ることができました。教員としての責任と充実感を感じ、教職への志をより一層強固なものとすることができました。二日間ありがとうございました。 |
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