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蓄積型体験学習詳細
体験分野 学習支援実習 |
活動の名称 学習支援実習 |
実施施設・機関等 長崎市立 滑石中学校 |
実施日 2025年6月24日~2025年7月15日 |
実施時間 実施回数:6回 実施時間:23時間 |
活動内容の概要
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・授業中のサポート(丸付け、質問対応、プール監視など)
・休み時間の生徒との関わり(給食指導、テスト勉強の支援、日常的なコミュニケーション) |
活動の総括
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1."生徒とのかかわり方を学ぶ"について
今回の実習は参加観察型実習と違い、生徒と関わる時間が多く取れた。水泳の時間に少し話したり、授業中に自己紹介をさせていただいたり、給食の際に教室に行き生徒と話したり、昼休みに全教室を回ってみたり、参加観察実習ではできない様々な方法で多くの生徒と関わり、生徒達との仲を深めることができた。先生方の生徒との関わりを見ていると、かなり友好的に生徒の目線に立ち、教室内の雰囲気に合わせて柔軟にかかわっており、ただ、声が大きくなりすぎないように、危険がないように、あくまで教師としての立場から出ない範囲で関わっているなと感じた。今回は生徒の方から関わってくれることも多かったが、毎回そうなるとは限らない。今回生徒と関わる中で重要だと感じたのは「まず自己開示をすること」だ。「この先生はこんな人なんだ」ということをある程度最初に提示しておくことで関わりやすくし、生徒の話に興味を示すということが重要だと感じた。生徒の話に興味を示し、深堀することで、生徒教師間のみならず、生徒同士の関係も深めることが出来ることを今回学んだ。
2."他教科(体育科)の知識を深める"について
今回の実習では体育、保健のみならず、理科、社会、数学と様々な教科の授業に参加させていただいた。社会科では通常授業とテスト返却に入らせていただき、今までの私は中学、高校で自分自身に教えてくれた先生、附属の先生方の授業しか知らなかったが、今回の実習でそれとは異なる授業の作り方、テストの返却方法を知ることが出来た。特にテスト返却においては社会科における訂正ノートの作り方、また、それを夏休み中の課題にすることで疎かになりがちな社会科の勉強時間の確保方法を知ることが出来た。理科では予めのマーカー引きによる時短、数学では生徒とのかかわり方、効率的な時間の使い方を学ぶことが出来た。実技では、今回の実習中基本水泳の授業であったこともあり、授業後に「○○の時間は寝るわ」のような声が聞こえた。このような状況の生徒に対し教員が話すだけの授業をしても本当にねむってしまうだけのように思えるため、グループワークを増やすなど、飽きさせない、寝かせないための工夫が必用だと感じた。
3.社会科への知識を深める
今回の実習で3回ほど社会科の授業に入り、授業の見学や参加をさせていただいた。今回の実習で私は一年生のテスト返却の授業も見学させていただいた。全員の点数を見たわけではないのだが、数名点数が見れる位置に解答用紙を置いていたので、少し点数を確認した。やはり、社会科における最初のテストであっても、得意と苦手が顕著に表れていることが感じられた。返却後はみんなが間違っていた問題の解説があったのだが、苦手な子ほどその解説を聞かず、内職等をしている印象を受けた。社会は暗記科目と言われるが、このような解説、授業の際に先生が話した豆知識等をもとに授業内容等を思い出すこともある。解説、授業を聞かずノートだけをとるとやはりほかの生徒に比べ成績が下がってしまうように思える。来年の主免実習では、通常授業でもテスト返却でも、机間指導等場合によるが内職をさせず、授業にある程度集中してもらう工夫を試していきたいと思う。
滑石中学校での実習はとても充実したものでした。この実習での経験を今後の実習、将来の教員生活に生かしていきたいと思います。滑石中学校の先生方、児童たちには本当にお世話になりました。ありがとうございました。 |
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