蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

8Aq07さんの記録 2025年10月26日(日)
体験分野 学習支援実習 活動の名称 学習支援 実施施設・機関等 長与町立 長与第二中学校
実施日 2025年5月11日~2025年10月17日 実施時間 実施回数:3回  実施時間:22.5時間

活動内容の概要
・体育大会の参加(準備・来賓受付・片づけ)
・平和集会、平和コンサートの参加(zoom準備・生徒見守り、コンサート準備)
・二中祭参加(準備・保護者受付・来賓受付・片づけ)
活動の総括
1. “視野を広く持ち、自分から進んで動く”について
 3回の実習を通して、周囲の状況を意識しながら主体的に動くことの大切さを学んだ。体育大会では、先生方が安全面や全体の流れを常に確認し、次の動きを見越して行動されている姿を見て、教師としての広い視野の必要性を感じた。平和集会では、生徒の発表を支える先生方の姿から、行事を成功させるためには多くの人の支えがあることを実感した。文化発表会では、学校全体が一つになって行事をつくり上げる様子を間近で感じ、自分もその一員として動けたことにやりがいを感じた。行事を支える立場として参加する中で、広い視野を持って行動することが教師として大切な力であると改めて感じた。

2. “適切な支援のやり方を知る”について
 学習の支援を行う機会はなかったが、行事を通して生徒への関わり方について多くのことを学んだ。展示物見学の際には、先生方3人が生徒一人ひとりの作品を丁寧に見ながら「これ得意なんだね」「頑張ったね」と声をかけておられた。その姿から、支援とは特別な指導をすることだけでなく、生徒の努力や良さを見つけて認めることでもあると気づいた。また、平和コンサート後には、吹奏楽部の演奏を聞いた感想を実習生が一人ずつ伝える時間があり、その際に先生から「褒めるだけでなく、次の目標につながるような一言もあると良い」とお話をいただいた。生徒の成長を促す関わりとは、励ますだけでなく、次のステップを見据えた声かけも含まれるのだと学んだ。今後は、生徒の頑張りを受け止めながらも、前向きに成長できるような支援を意識していきたい。

3. “コミュニケーションを積極的に取る”について
 実習を通して、生徒や先生方と積極的に関わることの大切さを実感した。最初は慣れない環境に緊張していたが、自分から挨拶や声かけをするうちに、少しずつ生徒との距離が縮まっていった。体育大会では、生徒が一生懸命に競技に取り組む姿を見て「頑張っているね」と声をかけると、笑顔で返してくれたことが嬉しかった。二中祭の時には、「平和コンサートでお手伝いをしてくれた先生ですよね?」と生徒が声をかけてくれ、以前の関わりがつながっていることを感じた。文化発表会でも片付けを一緒に行った2年生が「先生、私たちの合唱聞きました?」と話しかけてくれ、心が温かくなった。
一方で、より深い関わりを築くためには、自己開示が大切だと感じた。自分のことを少し話すことで、生徒も安心して心を開いてくれる。たとえば、今回は同じ部活動をしている生徒がいたため、自分の中学時代の経験などを話すと、生徒が「私もそうです!」と笑顔で応えてくれた場面があった。教師が一方的に関わるのではなく、互いを知り合うことで信頼関係が生まれるのだと気づいた。今後は、こうした自己開示を通して生徒との距離をより近づけ、自ら関係をつくっていく姿勢を大切にしていきたい。

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