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蓄積型体験学習詳細
| B8m35さんの記録 |
2025年11月29日(土) |
| 体験分野 学習支援実習 |
活動の名称 保育園実習 |
実施施設・機関等 長崎市立認定こども園 長崎幼稚園 |
| 実施日 2025年11月29日~2025年11月29日 |
実施時間 実施回数:8回 実施時間:40時間 |
活動内容の概要
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| 園児とのふれあい,運動会や秋祭り用の制作,お昼寝の準備,着替えの補助,寝かしつけ,運動会競技補助など |
活動の総括
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1.子供の発達段階を理解する
実習を通して、子どもの発達段階を正しく理解し、各年代で「できること」「まだ難しいこと」を把握することの重要性を強く感じた。保育者が子どもに過度に手を貸しすぎると、本来その子が自分でできるはずの経験を奪ってしまい、結果として発達を阻害してしまう可能性があることに気付くことができた。
例えば、散らかった玩具を職員がすべて片づけてしまうのではなく、子どもたち自身に片づけさせることで、「自分でやる」という経験を積むことができる。このように、必要以上に援助するのではなく、あえて「しないこと」で子どもの意欲や自立性を育てる支援の方法があることを学んだ。
2子供とどのように信頼関係を気付いていくのかを学ぶ
はじめは子供と関わることに不安や緊張が大きくなかなか声をかけることもできなかった。実習を通して、子どもと信頼関係を築くには、日々の関わり方の積み重ねが大切であることを学んだ。園内で観察していると、先生によって子どもへの声掛けや距離の取り方が異なっており、関わり方にはそれぞれの個性や工夫があることに気付いた。ある先生は子どもに寄り添いながら丁寧に話を聞き、別の先生は明るくテンポのよい声掛けで子どもの意欲を引き出していた。このように多様な関わり方がある中で共通していたのは、子ども一人ひとりの気持ちを尊重し、その子が安心して過ごせる環境をつくっているという点であった。継続して寄り添う姿勢が信頼につながっていくことを実感した。
3柔軟な指導力を身に着ける
幼児の行動は予測できないことが多く、その場で状況を判断し、臨機応変に対応する力が保育者には求められることを学んだ。活動中に突然気持ちが変わる子や、思わぬ方向へ遊びが広がる場面など、予定通りに進まない状況は多く見られた。そのような場面で先生方が慌てることなく、子どもの気持ちを受け止めながら流れを調整したり、活動を柔軟に変化させたりしている姿は非常に印象的であった。保育とは「計画通りに進めること」だけではなく、子どもの姿に応じて最適な援助を選ぶ専門性が必要であることを実感した。
4.チームでの連携を経験する
実習中、職員同士の何気ない雑談の中に、園児の様子や体調の変化などが頻繁に話題として挙がっていた。これらのやり取りは単なる会話ではなく、情報共有の大切な場となっており、チームとして子どもを見守る体制が作られていると感じた。また、学年ごとに担当は分かれているものの、行事の様子を見る中で、全職員が園全体の子どもたち一人ひとりに目を向けている印象を持った。なぜそのように感じたのかまでは明確に読み取れなかったが、職員間の連携の良さやお互いの動きを理解して補い合う姿が、その印象につながっていたのだと思う。保育は個人ではなくチームで支えるものであることを改めて学んだ。 |
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