蓄積型体験学習詳細
| 体験分野 学習支援実習 |
活動の名称 学習支援実習 |
実施施設・機関等 長崎市立 戸町小学校 |
| 実施日 2025年5月30日~2025年6月27日 |
実施時間 実施回数:10回 実施時間:40時間 |
活動内容の概要
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・授業中のサポート(机間指導、丸つけ)
・休み時間のふれあい |
活動の総括
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1.「学年や教科、教材によって指導方法を学ぶ」について
3年生の算数・国語・社会・理科・音楽・外国語・書写など教科による授業の進め方や教え方が異なることや、児童の反応に応じて指導を工夫する重要性を学んだ。算数では文カードやデジタル教材を使った説明、理科では動画を区切って活用し、予想と比較から深める展開が印象的だった。実演の効果、問いの出し方や声のトーンなど学年や教科、クラスによって異なるため自分自身の指導の引き出しを増やしておきたいと感じた。
2.「子どもたち一人ひとりに適切な支援ができるようになる」について
授業中の取組や休み時間の様子から、子ども一人ひとりの理解度や性格、個性も異なることを改めて実感した。苦手意識を持つ教科や段階も異なるため、段階を踏んだ声かけや実演で向き合うことによってどこにつまずきを感じているのかを考え、学習の楽しさを伝えることができるように行動したいと思った。また一方的に注意するのではなく、「気づかせる」関わりが子どもの行動をより良い方向へ導くことも実感した。児童が安心して挑戦したり自分の考えを伝えたりする雰囲気づくりや支援の在り方を今後の実践にも活かしていきたい。
3.「学校ごとの特色を学ぶ」について
戸町小学校では、「戸町スタンダード」や平和学習、クラスごとのルール、あいあいタイムなど学年や教科を越えて一貫した取組が行われていた。これらの取組は、子どもたちの自主性や安全な学習環境づくりにつながっており、教師と児童の関係づくりにも関わっていると感じた。また、クラブ活動では地域の指導者や学校の設備貸出などの地域との連携や、自由参観の開かれた学校もみられた。地域の特色を活かした総合の時間や教科学習を通して、子どもたちの身近なものから学習を深めていくことができるために、教師がその地域をよく知る必要があり、実践していきたいと感じた。 |
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