蓄積型体験学習支援システム

蓄積型体験学習詳細

978ryさんの記録 2025年9月6日(土)
体験分野 野外体験実習 活動の名称 野外体験実習 実施施設・機関等 時津町立 鳴鼓小学校(野外体験)
実施日 2025年9月3日~2025年9月4日 実施時間 実施回数:2回  実施時間:10時間

活動内容の概要
・イニシアティブゲーム(アシッドリバー、パイプライン)でのお手本を実演したこと、児童が活動中のサポート
・沢登りのサポート(状況を見ながら個々で行動させないようにした)
・ナイトハイク(極力、先生から話しかけず、児童たち自身で協力してゴールを目指すように工夫した)
・部屋の見回り(先生がいないときに、次の活動にむけての準備や掃除、着替え、ベッドメイキングのサポート)
・野外炊事のサポート(調理中や薪割りのサポート)
活動の総括
1. 集団生活をする上で、児童の問題を早期に発見し、解決へと導く
ベッドメイキングや次の活動での持ち物は何が必要なのかは、児童たち自身で考えさせるようにした。「しおり見てみな?」や「友達に聞いてみ?」などまずは協力する大切さやコミュニケーション力の向上にサポートしようと工夫した。また、しおりに書いていないことや児童だけでわからないことがあれば協力する形をとった。児童は分からないものをわからないままにせず積極的に質問をしていたことから、聞くことの大切さを理解していることが分かった。
2. 特別支援学級の児童の徹底的なサポート
今回担当した学校では数人ほど、特別な配慮を必要とする児童がいたが、ずっとその児童にくっついていることはよくないと考えていたため、その児童の様子も見ながらみんなと同じように接することで、その子が困ったときに手を差し伸べてくれる児童が多く寄ってきて、みんなでその子のサポートをしようと前向きに一緒に活動を行っていたため、自分自身から特別なサポートをすることはなかった。児童一人一人がそのように自分から協力する大切さを認識していたからこそだと思うので、そこは自分が先生になったときに実際に子どもたちだけで行動できるように指示を送りたいと思った。
3. 自立心を持たせる
1日目のイニシアティブゲーム時に班で協力する大切さを学んだことによって、午後の沢登りでは班で共に行動し、危険な川の流れや深いところでも手を取り合って協力している姿が印象的だった。また、2日目の野外炊飯では自分の班は男子は薪割と火おこし、女子は具材の調理と飯盒をした。それぞれが自分の役割を果たしてくれたおかげで、他の班よりもいち早くカレーを作ることができた。反省点は飯盒の水の量を自分の目で確認しておくべきだった。少し水が多かったため、後で調節はしたがお米が柔らかいところとかたいところがあった。それでも最後の片付けも皿洗いから机をきれいにするところまで全員が協力したおかげで早く終わり、自分たちで考えて振り返りを書いていた。2日間を通して、自分がいま何をするべきなのかを考えて行動する自主性を大きく学んでいた姿が印象的だった。

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